初開催 in Kenya
こんにちは!
International Athletics Facilitators代表
中嶋です。
【一人ひとりと共に答えを創り出し、共に行動を起こすことでその人のゴールへ導く存在】
の理念を基に…
⚫︎トップアスリート育成×子どもたちへの普及
⚫︎生まれた環境に左右されることなく、一人ひとりのゴールへ挑戦できる機会を創り出す
ことに挑戦中です!!
詳しくは、こちらをぜひぜひご覧ください!!!!
今回は、記念すべき第1回体験会のお話しさせていただきます。
最後までお読みいただけると私たちも参加してくれた子どもたちも嬉しいです♪
▼会場
大学のメインゲートから歩くこと15分。
記念すべき第1回の会場は、ケニヤッタ大学附属のプライマリースクール。
大学の雰囲気とはちょっと違うたたずまいで、そこにありました。
施設からしても大学の教育環境とは全く異なり、附属という概念を覆された瞬間でもありました。
こちらは大学のグラウンド
こちらがプライマリースクールのグラウンド
こんなにも違うの??というくらい違います。
▼いざ校舎内へ
まずは、ヘッドティーチャーにご挨拶。そして、今日のプログラムを確認し予定通り実施できることに一安心。
そのあと校舎内へ。ちょうど休み時間だったのもあって、子どもたちは元気いっぱいにそこらじゅうを走り回っていました。
外国人の訪問が珍しいのか、とてつもない数の子どもたちから注目され、歩いているとみんな後ろにくっついてきます。私が歩いてる途中に止まって振り向くと、みんなも止まる。まるで、だるまさんがころんだ状態。笑
そんな遊び?!をしつつ、グラウンドに到着。
日本の学校では考えられないような、とてつもなくデコボコな場所で、グラウンドというより、丘?!という感じでしたが、安全に活動できる場所があるだけありがたい。
ただ、ちょっと気になったのはそこらじゅうにゴミが落ちていること。
これは、学校に限らず様々な場所で見かけていて気になっていましたが、学校という教育する場所がこのような環境なのだったら、学校以外の生活する場所でゴミが落ちていても誰も何も気にしないし、それがなんでよくないことなのか、それによってどのような問題が生まれてしまうのか、それを解決することでどのような効果があるのか、などについて考えることもなく生活してしまう。 私たちの活動を通じて、そのようなことも伝えていける機会となればいいな、と感じた瞬間でもありました。
そのようなことを考えているうちに私と活動しているBoniface選手が、な、なんと、使用する場所に落ちている大きな石や木、ゴミを撤去しているではないか!!
この姿を見て、私はちょっぴり感動していました。 子どもたちのために、できるだけ良い環境をつくってあげたいという彼の想いがとても伝わると同時に、彼自身の成長を感じる瞬間でもありました。
▼Facilitator
本日のプログラム作成や指導、運営の中心は私と目標に向けて日々前進しているBoniface選手。身体を動かす楽しさを大切にしたプログラムを彼なりに考えてきてくれました。その内容を私と最終確認し、それについて少しアドバイスしてからプログラムのスタート!!
今日はアスリートではなく、コーチとして、そしてファシリテーターとして活躍してもらいます。
まずは、私たちや団体についての紹介。そして、陸上競技について熱く語っていきます。
「陸上競技の種目は何がある?」
「興味のある種目は何??」
などなど、子どもたちへ問いかけながら陸上競技の説明をして理解してもらいながら、興味や関心を高めていく。
最初は緊張気味だった子どもたちの表情がだんだん和らいでいきます。
私は出すぎず出なさすぎず、彼の想いや指導ができるだけ子どもたちへ伝わるようにファシリテーターとしてサポートしていきます。まるで学校現場の教育実習?!のような感覚で、前職の経験がこんなところで活きるとは思ってもみませんでした。
▼プログラム開始
本日の種目は短距離走。
まずは、ウォームアップ。みんなでクロスカントリーコース?!のようなグランドをゆっくりジョギングしていきます。
みんながちゃんとついてこれるように列をつくり、それを確認しながらジョギングしていきます。男女混合というのもあって、体力レベルも様々。そこに気を配りつつ進めていきます。
ジョギングの後に声を出しながら動くことを取り入れていきます。
子どもたちの緊張感がこれによってさらに和らいで、より活発な雰囲気になっていきます。
とっても楽しそうな表情や
とっても真剣な表情
身体だけでなく、心のウォームアップにもつながります。身体を動かすことで心が気持ちよくなり、心が気持ちよくなることで身体も気持ちよくなっていく。そんな様子が子どもたちから感じられてきました。
そのあとはちょっとした休憩もかねて簡単なストレッチをしていきます。
こんなストレッチや
このようなウォームアップも子どもたちにとっては新鮮な体験のようで、ストレッチの種類が変わるたびに笑い声と笑顔が溢れていました。
▼いざ、短距離走へ
そしていよいよ、短距離に必要な動きの練習に入っていきます。
短距離走に必要なこんな動きや
腕や脚のポジション、それぞれの正しい動きを練習して
走る!
そして、走る!!
そしてそして、走る!!!
走る回数を重ねるごとに動きが良くなって、どんどん速くなっていきます。何より、子どもたちの表情もどんどん良くなっていく。
▼いよいよ終盤
そして最後に、スタートの動きを指導していきます。
みんな、真剣です。
指導者も真剣。
私もサポートしていきます。
そして、そのスタートから
GO!!
GOGO!!!!
教えてもらったことを活かして、全力疾走。仲間との競争も楽しみながらゴールを駆け抜けていきます。
▼プログラム終了
最後にみんなで集合写真。
なぜか、みんなの表情が少し険しい。普段、やらない動きばかりだったから少し疲れたのかな?!
ちなみに、私が一番笑顔ですね。笑
集合写真のあと、Boniface選手が自分のバッグから何かを探している…
な、なんと、子どもたちのためにこちら(水に溶かして飲む栄養飲料)
を買ってきていました!!
彼自身、日々の生活をやりくりしていくのが大変なときもあるなか、参加してくれる子どもたちのことを想って準備していました。こちらの記事でもお話しましたが、改めて、彼の人柄の良さを感じた瞬間になりました。
もちろん、子どもたちは大喜び!!!!
▼初開催を終えて
初開催に至るまで、様々な壁がありました。それを乗り越えていく過程は大変でしたが、それを乗り越える度に私たちは新たなことを創り出すことができたと思います。そして何より、選手も子どもたちも笑顔に溢れていて、それぞれの成長につながる機会になることを確信できました。また、陸上競技を通じて、できなかったことができるようになり、それによって自信がついていく。そして、その自信が次の挑戦へのエネルギーになっていく。そのような良い循環を選手や子どもたちの表情から感じとることができて、スポーツの力を再確認できる瞬間にもなりました。
地道な取り組みではありますが、次回の開催に向けて、私たちにできることを一つひとつ積み重ねていきます。
帰り道で、Boniface選手が子どもたちから「コーチ!!」と満面の笑みで呼ばれたときに、とっても嬉しそうにしていたのはここだけの話です。
▼最後に…
最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^-^)
また、貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!!
この記事を通じて、私たちの取り組みに少しでも興味や関心を持ってもらえたらとても嬉しいです♪
そして、SNSを通じて様々な方々とつながり、応援していただけるとさらに嬉しいです♪♪
もっと言わせていただくと、、、
私たちの挑戦を支援していただきたい!!!!
写真を見てお分かりになった方もいると思いますが、運動できるシューズを履いていない子どもたちもいました。ケニアでは、1000ケニアシリング(約1000円)で立派なランニングシューズを手に入れることができます。
また、300ケニアシリング(約300円)で1日分のアスリートにとって必要な栄養がある食事を摂ることができます。※日本では、1人暮らしをしている大学生が1日分に使う食費は約793円(第56回学生生活実態調査による)
「この挑戦に共感していただいた方」
「この挑戦を一緒にやってみたいという方」
「この挑戦を支援してみたいという方」
などなど、何か少しでも気になることがありましたら、ぜひこちらのコメントやTwitter、Instagramのメッセージでご連絡をください!!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
International Athletics Facilitators代表
中嶋計介
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