人生を豊かにするプロアマハイブリッドのワークスタイルとは
趣味のように働く。これは私が大切にしている仕事観のうちの一つです。
趣味と仕事は別物と捉える方ももちろんいらっしゃると思います。
しかし、私にとって仕事は趣味の延長線上にあります。もちろんプロフェッショナルとして、お客様から頂戴した課題には全力で応えます。
会社の中でやりたくない仕事も、やります。
嫌なことをやってるんだから、趣味とは違うじゃないか!という意見が聞こえてきそうですが、それでも私は仕事を趣味の延長線上の感覚で捉えています。
人生を豊かにする一つの方法としては、プロアマのハイブリッドパターンだと思っています。今回はプロアマハイブリッドのワークスタイルについてみていくことにしましょう。
プロとアマの違い
唐突ですが、プロフェッショナルとアマチュアの違いとは何でしょうか?
読者の皆さんもお金をいただいて働いている以上は、何らかのプロフェッショナルだと思います。
プロフェッショナルとアマチュアでやっていることに違いはないと思っています。モチベーション部分とスキル部分でプロとアマには違いがあるように思えます。
上記の表は簡単にプロとアマの違いモチベーションとスキルで分けてみたものです。赤字に注目をしていただきたいと思います。
モチベーションについて、多くの人はプロはなぜか自分の仕事を楽しいと思ってやっていないと思っているように思います。皆さんの中にもそうではない人がいるのではないのでしょうか?
スキルについて、多くの人はプロの方がスキルが高いと思っていると思います。
しかし、これらは本当にそうでしょうか?
プロフェッショナルは本当に仕事を楽しんでやっていない人ばかりでしょうか?アマチュアは本当にプロよりスキルが落ちますか?
答えは「NO」です!
例えば、カメラを例にとって話をしてみましょう。
カメラで写真を撮影することが大好きなAさんがいます。
Aさんはカメラの技術向上のためには出し惜しみをしません。
自分の納得がいくまで写真を撮り続け、編集をします。時間もお金もかけます。そして、カメラの学習のために毎週本を5冊読んでいます。
一方で、カメラマンとして生業をたてているBさんがいます。
Bさんはカメラは仕事で趣味ではないので、休みの日までカメラで写真を撮ったり現像したりしたいと思いません。カメラマンとしてそれなりに生活もできているし、スキルもそこそこあるので困っていません。週末はゲームをしたり、友人と遊ぶばかりで、勉強はしません。
さて、この二人どっちがスキルが高いでしょうか?
イメージではAさんの方ですよね?
では、実際に、BさんがAさんのように仕事をしたらどうなりますか?
すごいことになりそうですよね?
私が仕事を趣味のように捉えているのは、まさにAさんとBさんのハイブリッド状態が一番最強だと思うからです。
どうしても仕事を趣味と捉えられない?
どうしても、仕事を趣味として捉えることは難しいという人もいると思います。そんな人は、是非趣味を全力でAさんのようにやり切ることをお勧めします。趣味を本気でやってみる!これに尽きると思います。
お金になるかどうか、なんていう話ではなく、自分の人生を老後まで充実させて生きるなら私は圧倒的に趣味のように働く方が良いのではないかと思っています。
私の場合は、趣味で始めたマーケティングですが、それがいつしか仕事になりました。業務外の時間でも、勉強をするのは楽しいですし、今は統計をもっと極めたいと思うようになりました。数学が苦手だったので苦戦していますが、楽しみながら勉強できています。
まとめ:どうせやるなら楽しもう
本当にこの言葉に尽きると思っています。
仕事をいやいやしても自分に何も残りません。どうせ同じ仕事をするなら、本気で取り組んで、真剣に考えて、勉強をたくさんした方が良いと思っています。どうしても今の仕事に精を出せないと思う方は、是非何か全力で打ち込める趣味を作ってみてください!そうすると人生がより豊かになると思っています。