成長するため時には犠牲が必要

このままじゃだめだと分かりつつも

成長する、変化をする

ということに一歩踏み出せないあなたへ

『ラッキー』（村上かつら）

にある主人公の祐太と

父親のやり取りのセリフが強烈に刺さります。

祐太の友達である成瀬くんは

もともとは昆虫が好きで、

それがきっかけで祐太と仲良くなります。

しかし成瀬くんは親の方針もあり塾に通って

本人の興味とは無関係に、勉学に励むことで

難関私立中学へ入学するように迫られています。

そんな成瀬くんと祐太が勉強をして

しばらくしたある日の祐太と

祐太の父とのやり取りです。

成瀬くんはもう4年生の時の成瀬くんじゃないみたい。トンボやクワガタの分類には興味がなくなったかわりにクラスの子をテストの点数で区別するんだ。

おかしいでしょ！？だって、「成績で決めつけられたくない」って誰よりも苦しみながら自分はもう人を成績で判断するモノサシから逃げられなくなってるなんて…

祐太のこのセリフだけでも刺さる人が多いと思います。

そこに加えて祐太のお父さんはこう答えます。

自分がさみしいからって、変わってしまった人を責めてはいけないよ。

変わってしまった人は、生きていくために変わらざるをえなかったんだ。成瀬くんは祐太が知らないどこかで、とってもくやしい思いをしたのかもしれないね。

変化をするということは

今までの自分を変えることです。

そうなれば当然として

捨てなくてはいけないものが出てきます。

その変化が大きければ大きいほど

大きなものを捨てる必要が出てきます。

その変化、捨てることを享受しない限り

変化をすることで得られる報酬は手に入りません。

変化や挑戦が自分だけだと

孤独に押しつぶされそうになりますが

この変化・挑戦は

種類に差はあれど

世界中で起こっていることです。

変化・挑戦しない人は

今の自分を受け入れるしかないんです。

それに納得できないなら…

一緒に変化へ挑みましょう！