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色で遊ぶボドゲ vol.2
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日はボドゲのご紹介。
いろどりかるた
年末に友人とヨドバシカメラに行って、ホビー階のボドゲ売り場で見つけた一品。
かるたの名の通り、読み札と取り札が分かれています。
読み札にはCMYK値が書かれ、取り札にはその色が全面に塗られています。
![](https://assets.st-note.com/img/1640872134930-IgzrtZ4iNH.png?width=1200)
耳で聞いた数値を基に、どの色かを探して取るゲーム。
数は50色分。20~30%刻みなので、色としては結構違うのですが、近似色は手がかりがないと分かりにくいかも?という感じですね。
混乱しないように、左肩に数字が付いてます。親切。
名前も「色取り」と「彩り」をかけてるんでしょうか。おしゃれですね。
ターゲットがニッチ
お正月時期に紹介してるわりに、家族親戚でプレイしても絶対に盛り上がらないゲーム。
そもそもCMYK値が分かってないと、言われても謎だらけの数字。
上で紹介したメーカーサイトだと、「薄い青と濃いピンクを混ぜた色」というヒントの出し方があるよ、との事です。なるほど。
でも、自分みたいなのが混ざると、バランス崩壊しそう。
全員、印刷業界やデザイン業界にいますとか、
美術業ではないけど色のボドゲが好きという方同士とか、
そういう特殊な環境で光り輝くゲームだと思います。
ターゲットがニッチすぎませんか?
でも好きなんですよね、こういうの。
誰かに札を読んでもらって、自分のCMYK値の感覚を磨きたい。
似たアイテムで
まだ手元にないのですが、『COLOR CODE』というボドゲもあります。
こちらは16進数から色を当てるタイプ。
CMYKのいろどりかるたと、RGBのCOLOR CODEで対をなしている感じですね。
こちらは拡張セットがいくつか出ているので、全部使えばなかなかの難易度の色当てが楽しめそうです。
色で遊べるボドゲのご紹介でした。
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