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万年筆ペン先のつけペン iro-utsushi(いろうつし)
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日はカラフルインクのお供、つけペンのお話です。
PILOTさんの新作
今日は上野の科学博物館の展示を観に行った後、
いつものコースで秋葉原のヨドバシに赴き、
有隣堂に寄って帰ってきました。
先日「カッコいい!カッコいい!」と言っていた、
色彩雫の限定セットが目的だったのですが、
今度はなにやらインクの横に見慣れぬものが。
(インクは「真夜」「曙光」の2セットを買いました)
看板には「iro-utsushi <いろうつし>」との記載。
あれ?発売って20日じゃなかったでしたっけ?と思いつつ、
置いてあるなら…と「樹脂軸」と「木軸」を1本ずつ手に入れてきました。
いろうつしの特徴
つけペンとは、インクをペン先につけて筆記するもので、
マンガなどで使うGペンや丸ペン、かぶらペンなど様々なペン先があります。ペン先を交換して使えるのも特徴。
PILOTさんのiro-utsushiは、Gペンでもかぶらペンでもなく、
万年筆と同様に「ペン先にペンポイント」が付いたつけペンです。
ペンポイントがあることで、あたりが柔らかく、摩耗も抑えられます。
ペンポイントのあるペン先を持つ「つけペン」としては、
SAILORさんのhocoroもありますね。
こちらはF(細字)と1.0mm幅のカリグラフィタイプのペン先を付け替えできるのがポイント。
8月には2.0mm幅のカリグラフィタイプと筆文字のアタッチメントが出るようで、汎用性広がりそう。
と、ちょっと脱線しましたが、
iro-utsushiは
・ペン先に「F(細字)」と「M(中字)」の選択肢があること。
・軸について、樹脂だけでなく「木軸」が選べること。
が特徴です。
hacoroとの違いで言うと、
・iro-utsushiの方が、1cmほど長い
・iro-utsushiの方が、持ちやすく滑りにくい(個人的な所感です)
・ペン先が交換できない
という感じでしょうか。
使ってみた感想
木軸タイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1655382163127-7OmQtsDMMn.png?width=1200)
木軸のiro-utsushiはF(細字)を選んでみました。
細かな漢字も潰れることなく書けて楽しい。軸がしっかりしていて持ちやすいのですが、ミニボトルだと径が近くて、インクを付ける時に汚してしまいそうでドキドキ。
樹脂軸タイプ
![](https://assets.st-note.com/img/1655382004606-Jw7LuRP3xy.png?width=1200)
樹脂軸のiro-utsushiはクリアブルーを選びました。
この軸色だとペン先がM(中字)サイズしかないため、木軸をFにした次第です。(M幅は)柔らかいタッチで描けるので、黒の木軸のMも買ってしまいそう。
樹脂軸は汚れても、気にせず洗えるのが良いですね。
クリア(透明)はF / M、クリアブラックはFのみとバリエーションがあります。
価格で言うと、木軸1本で樹脂軸2本買ってお釣りが来ます。
使う頻度や、触り心地で選ぶと良さそう。
この感じなら、以前の記事で書いた「限定セットと合わせてプレゼント」という使い方もアリだなと思いました。
木軸で使う時は、限定セットの30mlかフルボトルが、
ボトルの口が大きいので神経質にならずに使えて良さそう。
色をたくさん使いたい自分としては、
これとガラスペンがあれば充分かなという感覚でございました。
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