初挑戦!インクリウム
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は伊東屋さんのワークショップを体験してきたお話。
インクリウムとは?
今日体験してきたのは、銀座伊東屋さん&PILOTさんのワークショップで、
その名も、色彩雫ボトルで作る「インクリウム」。
インクリウムとは、インク瓶で作るハーバリウムのこと。
インク瓶はかわいいものや面白い形状のものが多く、
使い終わった後もコレクションする方がいるほど。
ただ空き瓶を飾るよりも、より目に楽しい形で残せるのがいいなと思って、
作り方を学びに行ってきました。
意外とカンタン!
道具の紹介
案内された席には、
色彩雫50mlの空インク瓶
不純物の少ない純水(イオン交換水 / インクを溶かす用途)
ハーバリウム用のオイル
スポイト、注射器、洗浄用の水
ハサミ、ピンセット
のセットが用意されていました。
また中央の共有スペースには、
色彩雫のインク
花材、ビーズ、貝殻
伊東屋さんのロゴやペン先
など、瓶の中を彩るパーツの数々が。
好きなインクでベース色をつくる
まずは純水とインクを自分の好きな分量で混ぜます。
今回はPILOTさんの色彩雫から1色をチョイス。
24色のバリエーションがあり、どれも素敵な色なので、ちょっと迷いましたね。
ちなみにサンプルも一式置かれていました。これだけでも目の保養です。
イチオシの『翠玉』にするか、紫好きには欠かせない『紫式部』にするか…。
色々考えた結果、書く時に色の変化があって面白かった『松露』にすることにしました。
どうなるかちょっと見てみたくて。
瓶の中の「ここまで色を入れたい」という分量で純水を入れ、
そこに注射器で吸い上げたインクを、好みの分量で加えていきます。
ここのさじ加減で、薄くすることも濃くすることもできます。
自分好みの色と分量になったら次のステップへ。
パーツを入れて、レイアウトしていく
共有スペースに並べられたパーツを使って、
瓶の中を彩っていきます。
全体のサイズに対して、ボトルの口は狭いので、
ピンセットを使って欲しい位置へ配置するのですが、
これがなかなか難しい。
ときにはハサミで切ったり、ちぎったりしながらレイアウトを考えていきます。
最後のオイルを入れる時に浮いてくることもあるので、
下の方に配置したいものがあれば、
砂や麻の糸で絡めて固定するのがポイントとのこと。
『松露』をベースにしたのですが、
濃さの問題か、薄めた時に青っぽくなる性質のためか、
淡い水色になったので、
パーツも水色と白を中心にまとめてみました。
左上に大きく余白を設ける、右肩上がりのレイアウトにしてみました。
オイルを詰めて完成!
レイアウトができたら、最後にハーバリウム用オイルをボトルの口まで流し入れて完成です。
既に葉脈が透けて見えてるのが美しい…。
気泡ができることもありますが、そっと傾けてボトル口へ誘導するように流せばキレイに消えます。
でも、ちょっと細かいのが残ってるのも、味があって良かったですね。
最初のインク水と混ざるかもと思うのですが、そこは流石に「水と油」。
色水がキレイに底に固定されて、色の層を維持することができます。
インクだけだと少しは混ざっていくのかな?
個人的にちょっと実験したいところです。
ということで、20分ほどで1つ完成してしまいました。
材料さえ揃ってたらとってもカンタン!これは癖になりそうです。
もう1本作りました
追加料金でもう1本作れるとのことだったので、
時間はまだまだ余裕あったのでお願いすることに。
行きつけのカフェ、And Teiさんイメージのボトルを作ります。
グレーと緑で作る形にしたかったので、
インクの候補は『竹林』『霧雨』『冬将軍』。
サンプルも見せてもらって『冬将軍』を使うことにしました。
※でも今考えたら薄められるから『竹炭』でも良かったかも。
水中花のような感じで花が広がるイメージでレイアウトしていきました。
花弁をちぎって少し浮かせるという小技も使ってみたり。
こちらはお渡ししてきたので、お店で見ることができるかも。
ボトルを並べて記念撮影
最後は、一緒に体験された方とボトルを並べて記念撮影!
皆さんそれぞれ個性のある素敵なボトルで、レイアウトはもちろんのこと、使うインクが変わると見える表情が全然違って、良い1枚が撮れました。
これは違う意味で沼りそうだなー。
インク沼とは相性がいいので、積極的にインクを使って、インクリウム化していきたいと思います!
このワークショップは、7/2(火)にも開催されるので、
平日ですがご興味あるかたはゼヒ!
スタッフの方々がとても気さくで、楽しく自分のインクリウムを作れること間違いなしです!