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藤田さんちのステーショナリー、そしてインク沼

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集めている文房具、画材、インクをご紹介しています。 様々な色合いのものから、相手をイメージして選んでいくのがインクの一番好きな楽しみかたです。
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#文具館コバヤシ

水見色 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.10。 文具館コバヤシ 静岡インク『水見色 -Mizumiiro-』今日は『水見色』をご紹介。 水見色というのは、静岡市葵区を流れる藁科川の支流を指す川の名前。 地理に疎い自分は、最初「美しい水色の名前の1つ」かと思っていました。 蛍を見ることもできるほどの清流で、これからの季節にちょっと行ってみたくなりました。 インクの名前から

玉露 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.9。 文具館コバヤシ 静岡インク『玉露 -Gyokuro-』今日は『玉露』をご紹介。 静岡は、皆さんご存知のとおりお茶どころとして有名で、 文具館コバヤシさんのインクには『静岡茶』という名前のものがあります。そこからさらに個別に『玉露』として出てるのが面白いですね。 色合いはこんな感じ。 色合いとしては、かなり渋い黃みの緑で、

集真藍 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.7。 文具館コバヤシ 静岡インク『集真藍 -ajisai-』今日は『集真藍』をご紹介。 漢字表記が『紫陽花』で一般化した現代だと、 そのままではどんな色か想像しにくい名前の1色ですね。 自分は下の英語表記(Hydrangea)を読んで「あ~、紫陽花の色なのね」となりました。普通と逆のパターン。 『集真藍』は紫陽花の語源となった言葉

探梅 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.6。 文具館コバヤシ 静岡インク『探梅 -たんばい-』今日は『探梅』をご紹介。 漢字そのまま、まだ冬の寒い時期に『梅を探して』野山に入ることを指した名前のインク。 「waiting for spring」(春を待って)というサブタイトルもついています。 色合いはこんな感じ。 くすんだ紫の色彩が冬の寒さを想起させます。 その中に

草薙 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.5。 文具館コバヤシ 静岡インク『草薙』今日は『草薙』をご紹介。 三種の神器の一つ『草薙剣』の名を冠するインク。 草薙剣はスサノオがヤマタノオロチを退治した時に、その尻尾から出てきた剣と言われています。 天叢雲剣とも言われますね。 青銅の剣だったという説から、鈍く光る青色のインクになっています。 色合いはこんな感じ。 「青銅の

赫耶 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介していきます。 文具館コバヤシ 静岡インク『赫耶』今日は『赫耶』をご紹介。 優しい緑色が印象的なインク。 なかなかの難読名称ですが、『かぐや』と読みます。 あの『かぐや姫』のかぐやですね。 富士山と絡めながら、竹の色を表した1色になっています。 色合いはこんな感じ。 この微妙にくすんだ雰囲気が、竹林を想起させてうっとりします。 『赫』

音止 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介していきます。 文具館コバヤシ 静岡インク『音止』丸善PENフェスが始まった頃に手に入れたインク。 『音止』という字面も響きもなんかカッコよくて、 名前だけで手に取ってしまった感があります。 色合いはこんな感じ。 『音が止んだ刹那』という時空間的なモチーフのインクですが、 色合い的には青鈍というか、金属的な青を感じさせます。 水筆で伸ば

月季 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は違うメーカーから出ている同じ名前のインクをご紹介。 月季月季はバラの品種の1つで、貴州省、湖北省、四川省の中華人民共和国中部を原産地としています。 英語表記だと『Rosa Chinensis(ロサ・キネンシス)』。 月季で検索すると、色んな形状があってどれを載せるか迷いますね >検索結果 そのバラの花から生まれた、まったく方向性の異なる2色が、 文具館コバヤシさんと、台湾のSKBさんから発売されています。

静岡茶 / しずおかちゃ - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日はお茶の緑のインクを2本。 文具館コバヤシ 静岡茶 / しずおかちゃ静岡にある文房具店、文具館コバヤシさんのオリジナルインクに、 お茶の名を冠するインクが2色あったので手に入れてきました。 日本茶カフェに通う身としては、持っておきたいアイテム。 同じ『静岡茶』という名前で、 ちょっとずつ違う表情を持っていたので、それぞれ見ていきます。 静岡インク / 静岡茶 まずは漢字の『静岡茶』の方から。 箱のラベル