【32限目】生涯、スポーツと歩む私
2020.11.5
私は、学生時代は器械体操部に入部していましたので、卒業後、他県に赴任した中学校では器械体操部を指導していましたが自ら身体を動かして楽しむスポーツはこの時点ではありませんでした。
退職後、帰阪してからスポーツクラブに入り、ジャズダンスー水泳―テニスなどをしましたが、その後結婚・子育て・仕事に復帰してからは、家事や仕事が忙しいと理由を作ってスポーツをする機会が少なくなりました。
生涯スポーツ① 家族皆で楽しんだスキー
続いたスポーツは、高校時代から毎年冬に楽しんでいたスキーでした。子どもを出産した年は行きませんが、夫と子どもたちとずっと楽しんだスポーツでした。
こども達が中学校にそれぞれが入るまで続きました。三男が中学校に入ってからは、夫と二人でスキーに出かけていました。
60歳までは滑りたいと思っていましたが、器械体操で痛めていた右足首がよく捻挫をしてグラグラになっていたので、足首を固定する固定術の手術(足首に自分の骨を貼り付け5本の釘で留めてあります。)をしました。55歳でした。それからは、スキーに行く事は無くなりました。40年間滑っていたので、心残りはありませんでした。
生涯スポーツ② 高年齢でもプレーできるゴルフ
40歳を過ぎたころから始めたゴルフは、子どもたちも手離れしてきて、少し自分の時間が出来たころ、夫が「これからは、少し、自分のために時間とお金を使ったらいい。」と、言って、ゴルフを進められて、始めました。
止まっているボールを打つのだから、簡単だと思って始めましたが、なんの、なんの奥の深いスポーツでした。ゴルフ教室にも通い色んな競技会にも参加し、ゴルフ歴は30年ほどになります。
途中、55歳の右足首手術後更に65歳で、左膝関節の人工関節の手術をしました。この人工関節手術の9か月後に左膝関節に菌が入り、感染症で、110日入院をしました。
足の手術に踏み切った一番の理由は、もう一度ゴルフをしたいという思いからでした。リハビリをし、3年目にやっと、ゴルフのドライバーをフルスイングするまでに回復しました。もう一度、ゴルフをしたいという思いで、痛い足を使いながら、リハビリを頑張りました。
手術前のようなスコアは出ませんが、やっと、そこを目標にラウンドが出来るようになり、競技会の一部にも出るようになった矢先に、コロナウイルスの流行で、自宅にこもる生活になりました。
10月に久しぶりに、コロナ禍ではありましたが、十分感染予防をして、クラブ競技の、レディース杯に参加しました。結果は惨敗でしたが、目標を持つことが出来て良かったと思いました。
手術前のようなスコアは出ませんが、とにかく、一歩ずつでも前に進めるように、目標を持って週2~3回程度は練習をしています。今月のレディース杯ももうすぐです。頑張ります。
今月、夫の誕生祝に、長男がゴルフに招待してくれています。今まではあまりスコアでは長男に負けることはありませんでしたが、近ごろは、時々負けています。今回はどうしても母の威厳を示したくて練習をしています。
80歳までは、クラブを杖代わりにして、ゴルフを続けたいと思っています。3男もゴルフをやり始めましたので、年1-2回は家族4人でラウンドを楽しんでいます。
世界は、コロナ禍で大きく変わりました。
困った時は、寄り添って、助け合っていた世界から、今は、助けるために、人と人が離れていないといけないという今までに経験したことのない状況です。
この状況を前向きにとらえて、このコロナの流行が広まらないように、知恵と勇気を持って、人と人が遠ざかっていても、心で繋がり、その中で出来ることを広げていけたら、心の自由は守れるように思います。三密を避け、マスク、手洗いに気を付けて、体を動かして、冬に向けて、体力、免疫力を付けて行きましょう。
久しぶりに友と
以前、一緒の学校に勤めていた現役の先生が、昨日訪ねてきてくださいました。免疫力を付けてくださいと、いつも自家製の黒にんにくを持ってきてくださいます。おかげで、風邪もひかず、元気です。いつも無くなるころに、作って持ってきてくれます。
6年生と修学旅行に行ってきたと、話されていました。白浜のアドベンチャーワールドに、日帰りで行ってきたとのことでした。今年は、宿泊を伴う行事は中止だと聞いていたので、残念に思っていたのですが、先生方が色々考え、知恵を絞り計画されたのだと思います。
きっと子供たちは楽しい時間を過ごしたことと思います。時が過ぎたら、この経験は忘れることのできない特別な思い出になるでしょう。
世界は変わりましたが、また違った事が始まります。それらを、楽しむ人になりたいです。
「花と花瓶」
【編集担当より】
感染症の影響で、余暇の過ごし方も大きく変化しました。最近では、釣りや自転車など屋外でのスポーツも人気のようで、堺に本社のあるシマノさんは、このコロナ禍の中でも、2020年12月期の連結純利益が前期比24%増の643億円になる見通しとのことです。
ゴルフも一時は、若者のゴルフ離れが叫ばれていましたが、ここのところ予約がとるのが大変になるくらいです。周囲の20代30代でもゴルフを始める方が増えました。「人間万事塞翁が馬」ではないですが、何がどう転ぶかわからないのも、世の中の不思議なところかなと思います。あらゆる物事は変化し続けると考えれば、常に新しい一日を楽しんでいきたいものだと、個人的には考えています。
ゴルフについては、ずーっと母親に負け続けていましたが、ここ数年はおおむね勝てるようになりました。さすがにもう負けないだろうと思っていたら、前回確か負けてしまいました。宣戦布告を受け取りましたので、完膚なきまでに叩こうと思います。
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