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【39限目】雪が降る

2020.12.24

今年の冬は、コロナ禍で十分気を付けて過ごさなければと思っていたところ、日本海側では、急な雪で、交通はマヒし、車が長い間道路で停滞するという近年にない大雪です。今年は、ホワイトクリスマスになる地域が多いと思います。


ホワイトクリスマス

私は、冬休みになると、すぐに長野県の白馬乗鞍スキー場に出かけていましたので、ほとんどのクリスマスは、白い世界で迎えていました。結婚してからも、子どもが生まれて少し大きくなってからも、長野県でホワイトクリスマスを迎えていました。

白い世界と言うと、とても美しく、素晴らしい世界ですが、その世界に入ると、冬の自然はとても厳しい時もあります。

スキー場でのお天気は、変化も激しく、晴れていたと思うと、急に吹雪になり寒くなる時もあります。


スキーから学んだこと

子どもが、年長・年中さんだったころ、長野県の白馬八方尾根スキー場で、一人乗りのリフトに乗って上に上がる途中、急に吹雪になり前に座っている子どもの姿が見えないくらいになり、リフトの椅子は左右に大きく揺れていて、夫・長男・次男・私の順に乗っていたのですが、リフトは止まってしまい、私は、子どもが驚いて、下に落ちないかと心配し、見えない子供に「じっとして、動かないように、大丈夫だから!」と、叫んでいました。

やっと、リフトが動き、リフトから降りると、上は猛吹雪。4人で小さな小山の陰で、風を避け、おさまるのを待って下に滑って降りました。子供たちは寒さと怖さでブルブル震えていました。その時、スキーの滑る楽しさと、自然の厳しさを学んだと思います。

スキーは、自分へのチャレンジでもあると思います。ゲレンデの上に立って、谷に向かって滑りだす勇気、上手になりたいと、滑り続け、頑張る気持ち。

子どもが、だんだん大きくなると、私たちとは別に滑ることも多くなりました。私たちは、次男と7つ年下の三男と滑るようになりました。三男はお昼の休憩中にみんなと遊んでいる時、つららが面白かったのか、手の届くつららを引っ張って、その時つららといっしょに屋根の雪も落ちてきて、そのつららで顔の眉間を切ってしまい、麓の隣町にある病院に運んだこともありました。

子どもたちは、冬の雪山の、素晴らしさも、怖さも学んだと思います。


自然の中で遊ぶ楽しさ

自然の中にいると、自分らしくいられるというか、自然体になれる自分がいます。自然の力が心身共に浄化されるように思っています。それがとても心地いいし、力を貰っているように思います。 

いま、コロナ禍の中で、キャンプをする人が増えていると聞きました。大昔から、人は火をおこし、それで食事を作り、火を囲んで話し、自然の中で、人が生きるための最も基本で素朴な生活をするということは、心身が癒される時間を体験していると思います。

自然の偉大さの中では、人間は、とても小さな存在ですが、その中で生かされているという実感があります。

デジタル化が進む世の中ですが、今だからこそ、沢山、自然の中で楽しむ体験ができるといいですね。


楽しい冬休みになりますように

雪が沢山降ったことから、子どもが小さかった頃のホワイトクリスマスを懐かしく思い出しました。残念ながら、今年は雪が沢山あるのに、不要不急の外出は出来るだけ避けなければなりません。

今年の冬休みは、いつも体験できることが出来ないのが残念ですが、みんなで心ひとつにして、コロナが落ち着くまでもう少しの辛抱だと思います。そんな中で、知恵を出し合って、楽しい冬休みになればと願っています。


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【編集担当より】
2020年もあっという間に、もうクリスマスですね。
幼い頃は、記事にありますように冬休みはスキー場に家族で行くことが多かったです。リフトで吹雪になった時のことは、まだ覚えています。あ、これ落ちたらあかん奴やと思いながら、リフトにしがみついていました。

この1年、いろいろな想いでお過ごしになられたことかと思います。また、いつもと違う年末を過ごすことになり、少し寂しい気持ちもあるかもしれません。次の春には、桜の下で笑えるようにと願っています。

4月から始めたこのnoteも、もうすぐ1年となります。
継続的に記事を書くために、母にも健康に気を付けるように、厳しく伝えていこうかと思います。

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