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【41限目】3学期が始まりました

2021.1.7

3学期も始まり、子どもたちは元気に登校しています。今年はコロナの関係で、始業式はリモートで行われたようです。

冬休みの間、今年は家の前の公園から寒い中でも元気な子どもたちの声が聞こえていました。恐らくおじいちゃんおばあちゃんに会いに行くのも、旅行等も中止になり、家にいる子どもが多かった為と思われます。 


2回目の緊急事態宣言が出されました

冬休みが空けた今、コロナの勢いは衰えていません。今日から東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県に2度目の緊急事態宣言がだされました。大阪も初めて600人を超えて、最悪になる前に先手を取って、政府に非常事態宣言の要請を行う方向と報道されています。

日本で初めて新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年になります。1年前と違うところは、予防の方法を理解しているという事です。三密を避ける・不要不急の外出をしない。これをみんなが守ればコロナ感染の勢いは衰えるはずです。一人ひとりが自分の事として対処することが大切なのですが、私たちは、まだ認識が甘いのではないかと思います。これを機に、気持ち新たにコロナに向かっていきましょう。


3学期が始まって、子どもに話すこと

3学期は、子どもたちの事も分かり、子どもたちも私の事も良く理解してくれて、クラスとしてはまとまりも出来て、保護者の皆さんとも気心が知れて楽しい学期です。そして1年間のまとめをして、次の学年に繋げると言う学期です。

3学期に子どもたちに話すことがあります。

「3学期はあっという間に過ぎていきます。1月は『行く。』2月は『逃げる。』3月は『去る。』気が付いたら仲良くなった友達ともお別れです。このクラスのメンバーで4月から一緒という事はありません。今日からまた思い出を作りましょう。一日一日がとても大切な一日です。1年間のまとめをして、自信を持って次の学年に行けるように頑張りましょう。」と、話します。

本当に、あっという間にお別れの時が来ます。成長した姿を見るのは楽しみですが、寂しくもあります。


小学校の35人学級が実現される

冬休みの間に、政府は小学校全学年を令和3年度から7年度までに5年をかけ学年ごとに段階的に移行し35人学級にすると発表しました。

新型コロナウイルス対策で、教室の『三密を回避するため』現行の一学年40人としている上限人数を引き下げ、全学年35人にするという事です。

今までも、少人数学級で授業が出来たら、きめ細かい指導が出来るし、教員の負担軽減になると思っていましたが、新型コロナウイルス対策で、なかなか実現できなかった少人数学級がようやく一歩前に進んだように見えます。

最近では、デジタル化・英語・プログラミングの授業といった新たな取り組みも求められて、教師の仕事が増える一方になっているので、少人数化で授業の内容を充実するには良いと思います。ただ、教員の数や質が保てるのかが心配です。

子どもたちの教育は、未来につながるものなので、教育環境が良くなるという事は、評価できると思います。

私が勤めていた学校は、1・2年生が30人学級でした。1年生の授業をしていましたが3年生以上の40人学級とは比べものにならないぐらい、子供たち一人ひとりに、目を配り、寄り添える余裕があったと思います。


教師の数は足りるのか

少人数になると教師の数が足りるのかが心配です。私の住んでいる校区の小学校だよりの最後に下記教育委員会からのお知らせが掲載されていました。

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と、書かれていました。

今でも教員がたりないようで、35人学級を実現するためには、教員が足りているのかなと思いました。

コロナウイルスの対策で始まる少人数ですが、本来の、未来を見据えた子どもたちの教育環境の充実につながってくれることを願います。


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【編集担当より】
2021年も1週間が過ぎ、日常生活への回帰が始まりました。少しずつ慣れていこうかと思った矢先に、緊急事態宣言も発出されるなど、陰鬱な気持ちになることも多く、なかなか生活のリズムがつかめないものです。また大寒波で寒さが増しているのも、塞ぎがちになる要因でしょうか。

こんな時ほど、リラックスできることが大事です。自分のスイッチを切り替えることやモノがあるとよいかと思います。また、他人に対しても、何気ない一言が助けになることもあるかもしれません。

緊急事態宣言や自粛の影響で、商売がしんどい時でも、お客様からの「ごちそうさま」「ありがとう」といった一言で、もうひと踏ん張り頑張ろうと気持ちを切り替えれるものです。

重たい雰囲気を少しでも軽くできるように、感謝の気持ちを添えて、生活してきたいなと思います。

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