【37限目】もうすぐ、2学期が終わります
2020.12.10
9月から始まった2学期は楽しい行事がいっぱいで、子どもたちも行事を通して、経験しそれぞれに成長していきます。
運動会から始まって、秋の遠足、朝のかけ足、図画展、マラソン大会、フェスティバル(3年生から6年生まで各クラスお店を出して全校で楽しむ行事)等、があります。
しかし、今年はコロナ禍の中で行事を実現するために、学校や先生方は、内容を変更する、時間を短くする、三密を避けるなどの工夫をして、例年の形通りではないが、新しい工夫を考え、みんなで楽しめる行事を進めてこられました。
修学旅行についても、日帰りにして2回(一泊二日分)計画した学校、行き先を変更した学校、中には中止して別の行事を考えた学校もあると聞きます。
先生方の努力で、無事、2学期が終ろうとしていることは、本当に良かったと思います。
緊急事態宣言・学校の休業
4月7日に緊急事態宣言が出された時は、学校も休業になりましたが、それ以降のコロナ禍の中で、一部の学校でクラスターが起こっていますが、若年者は重症化することが殆どなく、教育の機会を保障するために学校は休業せず、現行の教育体制の続行は妥当だという意見が府専門家会議で出ています。
パンデミックをみんなで防止して、4月のような学校の休業という最悪の事態を回避して、子どもたちの教育を受ける権利が守られますようにと、願うばかりです。
感染拡大
最近では,感染者・重症者が過去最多の日が多く、感染拡大の傾向にあります。12月3日は、大阪府内の警戒度は最高レベルになり、大阪府独自の基準「大阪モデル」の非常事態を示す「赤信号」がともり、府民に不要不急の外出の自粛を求めています。
朝、洗濯物を干していると、ごみの回収車が、いつもアナウンスをして回収してくれています。そのアナウンスが「新型コロナの流行が拡大しています。大阪モデルが赤信号になっています。不要不急の外出を避けてください。」でした。
それまでは「手洗い・うがいをして、三密を避けましょう。」でした。それだけでも、かなり逼迫していると思われます。
3か月、頑張れ!
先日、息子が自動車を使うため家にとりに来た時、「とにかく、3か月は十分に警戒をして頑張れ!その内、感染防止のノウハウやワクチン、それに、予防・治療の方法が見つかるから、この冬は特に体に気をつけ、コロナにかからないように。」と、言います。
息子は、仕事が梅田で、住まいが難波なので、「自分がコロナにかかっているというぐらいの気持ちで、人にうつさない行動を実践している。」と、言って、家にも入らず、自動車に乗って出かけていきました。翌日、車を返しに来たときは、車のそうじ、アルコール消毒をし、家で食事もしないで帰ります。
今こそ、一人ひとりが、気を付けて流行を少しでも拡大させないように、この冬を乗り切りたいと思います。
学級通信(ともだちのわ)から
コロナ禍の無い普通の日常に書いたものですから、今の状況に当てはまらない内容もあると思います。(私が現役の時に毎週末に発行していました。保護者からのお返事があります。)
【編集担当より】
2020年も早いもので、残りあと1カ月を切りました。
今年の思い出を振り返ってみたら、例年のようなイベントはないですが、工夫をしながら遊びを考えるのも楽しかったように思います。
どんな時でも、失ったものを数えるのではなく、手に入れられるものを想像していきたいなと思います。この一年では、人とのつながりが大事だなと、より深く思うようになりました。そう考えられるようになっただけでも、2020年は良い年でした。
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