息子たちと歩んだ母の道
2023.6.2【166限目】
長男が市長選挙の期日前投票に帰ってくると連絡がありました。その日は、三男とサッカーの試合をしてから一緒に車で帰ってきます。好きな焼肉を用意しておこうと、今から楽しみにしています。
子どもたちは大きくなり、特に今何かをしてあげないといけないということはありませんが、母になった頃を思い出し、大きくなったなあと、時の流れを感じました。
3人を育て、人生の大きな仕事の山場を越えたような気分になっています。
子育てを振り返って
子どもを授かり、その瞬間からまだ見ないお腹の子に話しかけ、出会いの時を心待ちにしていました。生まれたばかりの我が子を抱き、本当に幸せでした。子どもの存在は、親にとってはかけがえの無いものです。
大きくなるまでには色々なことがあります。友だち、学校、進学、就職など、その時々に子どもを信じて、思いやってきたと思います。
しかしながら、私は教師という仕事をしていて、知らず知らずの間に子どもにプレッシャーをかけていて、子どもを自分の望むように変えたいと、思っていたのではないのかと、大いに反省することもありました。
その後は、子ども達のやりたいことを、言いたいことがあっても、できるだけ見守ることにしています。それでも子ども達は、口うるさく感じていたかもしれませんが。
子育てで大切にしてきた気持ち
子育てをしている時は、子どもの事で心配な事もありますし、見えない事もあります。
私はもともとのんきで、あまり心配症ではないので、考える問題は考えますが、考えても何にもならない問題は考えないことにしています。
考えても仕方のないことを心配すると、その問題がますます不安なものになり、その問題から離れて、あれやこれやと思い悩み、不安な気分や悲しい気分になってしまいます。
私はプラス思考なので、出来るだけ良い方向に考えます。「今、起こっていることは、その子にとって、必要なことなのだ。」と、思っています。
実際に振り返ってみると、その経験で今があるという場合がよくあります。子育ての過程で、待つということも大切な事だと思っています。
そんな風に、前向きに考えていくと、幸せな気分になり、日常生活の中でも、心はリラックスして楽に生きていけるように思います。
前向きにプラス思考で子育てをしてきた事が、大きく育った三人の息子たちといい関係で、夫も含めてお互いに、自分の人生を楽しむことが出来ていると、思っています。
私は昔から「今が一番幸せや!」と、言い続けて、今に至っています。言葉にすれば、幸せになれると実感しています。そう思わせてくれる家族に感謝です。
【今週のけい先生】*担当:夫(父)
30年前位に鉢植えから、庭に移植したアロエベラが大きく育っています。
そのアロエの果肉を料理して、もずく酢やヨーグルトに加えたり、化粧水に使ったりしています。
【編集担当より】
今年は、例年より早い梅雨ですね。雨の日は、ジメジメして髪の毛も広がるし好きじゃないという方も多いでしょう。服装もいろいろとうまく決まらないですね。
昔から、なぜか大事な時に雨が降るので、個人的に雨は結構好きです。小学生の頃は、学区の端だったので20分~30分くらい歩いて帰っていました。
ニュータウンで、緑がたくさんあるエリアだったので、雨の日は、普段通らない道を通って、いつもと違う景色をみるのが好きでした。昔から一人で行動するのが得意で、どこでも何かしら楽しめるのが特技です。
雨上がりの空は、空気が澄んでいて、深呼吸するとリラックスできます。
世の中、どんどん効率的になって、無駄な時間が無くなっていきます。「馬上・枕上・厠上(ばじょう・ちんじょう・しじょう)」がアイディアのひらめく状況などと言ったりします。
もちろんビジネスをする上では、単位時間での生産性が重要だと思いますが、別の側面として、無駄な時間もまた同じくらい重要だと思います。AIが日々の生活に入ると、まったくどうしようもない、無駄な時間こそが贅沢なものになるかもしれませんね。