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金婚式です【243限目】

2024.11.21

結婚して11月17日で、結婚50年(金婚式)になりました。

私たち夫婦にとって、この50年は大切な節目です。50年間大ゲンカもせずに仲良く暮らせてきたことは、何よりの幸せだと思っています。

金婚式には「黄金の美しさや輝き、豊かさに値する絆で結ばれた夫婦」という意味がこめられているそうです。

私の両親の金婚式の時、市から金屏風の前で写真を撮ってもらい、それを額に入れて、いただきました。その写真は今でも床の間に飾ってあります。

私たちもそんなイベントがあるかもしれないと思い、私は市の広報課に聞きますと、その行事は2年前に終わったとのことでした。

長寿に時代になり、50年の金婚式を迎える夫婦が多くなって無くなったのかもしれないね。と夫と話しました。ちょっと残念でした。金屏風の前で写真を撮りたかったです。

17日は、おしゃれをして、二人で私の好きなお寿司を食べに行きました。その時店員さんに、金婚式のお祝いだからと言って、金屏風の前ではないですが、写真を撮ってもらいました。二人だけのお祝いをしました。


50年間、仲良く暮らせたことに感謝

結婚前に夫が「地球がここにあるとして、赤道よりも僕が北半球にいたら、そこにいてくれたら、どちらを見ていてもいい。」ということと「自分たちのことでケンカをするのはいいけれど、他の人のことでケンカはしないようにしよう。」と、言ってくれました。

その言葉で、私は自分らしく、自由にいろいろなことにチャレンジし、心穏やかにその時々を生きてきたように思います。そして今も生きている時間を味わうことができていることに感謝しています。

息子3人が独立して、1年前から2人だけの生活になりましたが、一番多かった7人家族の時も楽しかったですが、2人になってみて、好きで結婚した相手と50年生活して、長い時間をかけて、その積み重ねで絆は作られ、いつの間にか自他ともに認める円満夫婦になったと思っています。

いつまでも、この穏やかな生活を味わうことができる毎日を送りたいと思っています。


夫婦円満の秘訣を集めてみたらたくさんあったので書き出してみました。

〇 「いつもありがとう」という感謝の言葉を忘れない。
〇 相手の立場で思いやる。相手を思いやる言い方でコミュニケーションが取れる。コミュニケーションをとる時間を増やす。
〇 言いたいことははっきり言う。いつでも話し合いができる雰囲気を作れる。
〇 他人の家と比較しない。
〇 悪口を言わない。悪口を言っていると、家庭の雰囲気が悪くなり、子どもにも影響を及ぼします。
〇 愛される努力をする。異性としてみてもらうことも忘れない。(メイク、服装)
〇 お互いに自立をする。夫婦の力関係で、どちらかが弱くて、どちらかが強いという状態だと、夫婦仲が悪くなる傾向がある。
〇 二人の時間を大切にする。夫婦で仲良く、ショッピングやドライブや旅行に行く。
〇 相手の価値観を尊重する。自分と相手の価値観が違うことを理解する。
〇 二人で趣味やイベントを共有する。
〇 記念日を一緒に祝う。(結婚記念日、誕生日)
〇 挨拶をする。(おはよう、ありがとう、お疲れさま)ポジティブな言葉を伝える。
〇 お互いの意見を尊重し合い、受け入れる。
〇 夫婦とはいえ、それぞれ一人の時間を確保する。
〇 嘘、隠し事はしない。
〇 家事はお互いできることをする。
などたくさんありました。

教え子からの変わらぬ贈り物

この時期になると、教師1年目に担任した滋賀県の教え子から、自分で作った新米と柿が届きます。今年も結婚記念日の前日に届きました。早速母が好きだった柿を仏壇に供えました。

長い年月の間も変わらぬ教え子の温かい心に触れて、また1年頑張ろうと思いました。


バナナとミニトマト


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

今週の17日は、結婚50周年でした。

記念の食事会をけい先生の大好きな寿司店で行い、結婚~10年、20年、30年、40年そして50年の節目を振り返り、家族や多くのお世話になった方々との思い出を楽しく語りあいました。

そして、次の記念日も楽しく迎えられるように、“心と身体の健康に留意して歩んでいこう”との言葉でお開きしました。


結婚50周年の会食


【編集担当より】
11月後半となり、急に冬がやってきました。秋っぽいなという日は何日あったでしょうか。秋の味覚を楽しむというよりも、もはや鍋が恋しい気持ちになってきました。

秋の味覚と言えば、栗やマツタケ、柿など、大地の恵みではないですが、たくさんおいしいものがあります。祖母の影響か、柿が好きです。(なかなか柿を剥くのが面倒で、最近口にしていませんが)

祖母の生家が岡山の山の中にありましたので、この時期になると田舎からたくさんの秋の味覚が送られてきました。立派な柿の木がありましたので、常に食卓に下記があったように思います。

柿の木を植えたときの話をよく祖母がしていました。ちょっと内容は忘れましたが、桃栗三年柿八年とよく言っていました。柿を美味しく食べれるようになるまで年月がかかるのだなと、幼い頃感じたことを覚えています。

また季節を表す表現に、たべものや植物の名前もよくつかわれます。その季節に食べるものなどもあったりします。桃の節句や端午の節句など。節目を大事にする日本の風習は、季節の移ろいを感じ新たな気持ちで明日に向かうための良い慣習かと思います。

結婚記念日も節目節目で、いろいろな言い方があります。調べると聞いたことが無いのもありましたが、面白いですね。

1年目:紙婚式
2年目:藁婚式・綿婚式
3年目:革婚式
4年目:花婚式・書籍婚式
5年目:木婚式
6年目:鉄婚式
7年目:銅婚式
8年目:ゴム婚式・青銅婚式
9年目:陶器婚式
10年目:錫婚式・アルミ婚式
11年目:鋼鉄婚式
12年目:絹婚式・亜麻婚式
13年目:レース婚式
14年目:象牙婚式
15年目:水晶婚式
20年目:磁器婚式
25年目:銀婚式
30年目:真珠婚式
35年目:珊瑚婚式
40年目:ルビー婚式
45年目:サファイア婚式
50年目:金婚式
55年目:エメラルド婚式
60年目:ダイヤモンド婚式
65年目:ブルースターサファイア婚式
70年目:プラチナ婚式 
など

両親ともに健康で仲良く過ごしていくことを願います。

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