歌詞「八月が来るたびに」
1.八月が来るたびに くり返し流れる
あかい炎の写真(え)と 黒い大きな雲と
私の傍らに ちいさな寝息ふたつ
この身に代えたって 守り抜きたい命
戦争を知らない 私と子どもたち
八月が来るたびに ふりそそぐ蝉時雨
2.知らぬ間(ま)に君たちの 靴は大きくなり
背丈は追い越され 私は立ちすくむ
この国がどこかと 争いを起こせば
君たちは行くだろう 代わってはやれない
私に出来るのは ただひとつ祈ること
八月が来るたびに 長く響くサイレン
*いつか君の背中を 送り出すその時
生きて帰ってきてと 祈ったその後で
誰かを殺してでもと 誰かを踏みつけてもと
続けるのだろうか 願うのだろうか
戦争を知らない 私と子どもたち
八月が来るたびに ふりあおぐ青い空
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