慧(kei.satoshi) 昭和の歌詞を書いています

作詞の勉強をしています。 昔から思ってるんですが、演歌では、なぜ男性が「女の情念」を書くのでしょうか。 女性目線で女性を書いてみたいです。 演歌(というには字数が多い)が多いですが、他のジャンルも書きます。曲先もできます。 筆が遅いのが難点ですが、どうぞよろしく!

慧(kei.satoshi) 昭和の歌詞を書いています

作詞の勉強をしています。 昔から思ってるんですが、演歌では、なぜ男性が「女の情念」を書くのでしょうか。 女性目線で女性を書いてみたいです。 演歌(というには字数が多い)が多いですが、他のジャンルも書きます。曲先もできます。 筆が遅いのが難点ですが、どうぞよろしく!

最近の記事

歌詞「八月が来るたびに」を読んでくださった方へ

作品を読んでくださって、ありがとうございます 私にしては珍しく「母親」である自分が出た作品になりました 「*」のついている4行は、Aメロではなく別のメロディーを想定しました 小学生くらいの時は、戦争は、 悲しい、怖い、痛い、という感覚でした 高校生から就職、社会人のころは、 世情的にも身近に戦争という物がなく、 なんとなく無関心 そして、親になったある日、気がついたのです 「私って、送り出す方の立場なの?」 昔、山口百恵さんがこういうことを書いていたと 聞いた事がありま

    • 歌詞「八月が来るたびに」

      1.八月が来るたびに くり返し流れる   あかい炎の写真(え)と 黒い大きな雲と   私の傍らに ちいさな寝息ふたつ   この身に代えたって 守り抜きたい命     戦争を知らない 私と子どもたち   八月が来るたびに ふりそそぐ蝉時雨   2.知らぬ間(ま)に君たちの 靴は大きくなり   背丈は追い越され 私は立ちすくむ   この国がどこかと 争いを起こせば   君たちは行くだろう 代わってはやれない     私に出来るのは ただひとつ祈ること   八月が来るたびに 長く響

      • 歌詞「冬椿」を読んでくださった方へ

        「冬椿」を読んでくださって ありがとうございます 作者の思い、意図したことなど 述べたいと思います 「椿」という字に「春」がある と、気がついたことがきっかけでした 「椿」は冷たい空気の中で凜(りん)と咲く、 花は首からポトリと落ちる、 と言うイメージがありました。 首から落ちる故に、武士には縁起の悪い と言うこともあったそうですが、 枯れたまま枝に残るより、潔く離れていく、 と私はとらえました 歌詞はもちろんフィクションですが、 いつも自分のためのフレーズをいれます

        • 歌詞「冬椿(ふゆつばき)」

          1.灯り絞った待合に   最終バスのアナウンス   お国訛り(くになまり)の二人連れ   空の具合を気にしてる   相手違えば罪になる   好きとつぶやく それだけで      春という字を抱きながら   雪に埋もれる 冬椿   北へ 北へ 北へ…   心も離れてしまうまで 2.一人暮らしのあの部屋も   あなたがいると華(はな)やいで   灯りを消さず待っていた   約束なんてない夜も   心に嘘をついたまま   人は幸せになれますか   凍える季節耐えながら   

          歌詞「五山送り火」 読者の方へ

          読んでいただきありがとうございました 絵が見えるように心がけて書きました 以前の記事の作品と、少し変えたところもあります 漢字に「よみがな」をそえました 見なれない単語が多いかと思います なんとなく~で読んでいただいて全然オッケーです 自分で書いておいてなんですが 長いですね…… テーマが多い、モチーフが多い、ので、 二曲に分けてもいいのかも、とおもいます このままなら、アルバム用の曲になるかしらん などと思ってます 読んでいただいてありがとうございました 感想な

          歌詞「五山送り火」 読者の方へ

          歌詞「五山送り火」

          1.今夜送り火見いひんか?   あなたの誘いは気まぐれで   母の残した博多帯(はかたおび)   小千谷縮(おぢやちぢみ)を合わせましょう   初めてふたりが会ったのは   朱い鳥居の続く道   曲がった先が見えなくて   足のすくんだ石畳   うなじに当てたカミソリが   うっかりすべって血がにじむ   五山送り火 燃え尽きて   最期は真白い灰になる   あなたにきれいと言わせたら   今夜消えても もう いいの 2.上賀茂橋(かみがもばし)でつまずいて   あな

          歌詞 五山送り火(前半)

          1.今夜送り火見いひんか?   あなたの誘いは気まぐれで   母の残した博多帯   小千谷縮(おぢやちぢみ)を合わせましょう   初めてふたりが会ったのは   朱い鳥居の続く道   曲がった先が見えなくて   足のすくんだ石畳   うなじに当てたカミソリが   うっかりすべって血がにじむ   五山送り火 燃え尽きて   最期は真白い灰になる   あなたに綺麗と言われたら   今夜消えても もう いいの 続きはまた、次回 お楽しみに