WEB会議の普及が、娘のがん治療のサポートになった
デジタル技術の進化は、私たちの生活や仕事のスタイルに大きな影響を与えています。
その中でも特に大きな変化の一つが、オンラインミーティングの普及です。
新型コロナウイルスの影響で急速に導入が進んだWEB会議ツールは、今では多くの企業や個人にとって欠かせない存在となっています。
個人的には、このWEB会議ツールの存在によって、私は娘の約1年間に及ぶがん治療・入院に対応できました。
娘のがん治療に付き添いながら、会社に出勤せずに仕事を続け、大きな成果を上げることができました。
また、MBA取得のための大学院講義もオンライン受講に切り替えることで対応でき、生活やキャリアに大きな恩恵を受けました。
この記事では、WEB会議の普及がもたらした行動変容と、それによって変わった生活や仕事の変化について考察していきます。
1. 通勤時間の削減と時間の有効活用
オンラインミーティングが普及した最大のメリットは、通勤が不要になり、多くの時間を節約できる点です。
かつては毎日の通勤に時間を費やしていた人も、WEB会議の導入によってその時間を別の活動に割り当てることが可能になりました。
通勤時間の削減により、多くの人がその時間を以下のように有効に活用しています。
家族との時間を大切にする
自己啓発のための学習
趣味や新しい挑戦
私の場合は、娘のがん治療という非常に辛い時間でしたが、常に付き添うことができました。
また、通勤時間の削減は、時間の有効活用だけでなく、通勤ラッシュや遅延といったストレスからも解放され、心身の健康を保ちながら働ける環境作りに貢献していると思います。
2. オンライン学習とスキル向上
WEB会議ツールの普及により、物理的な制約がなくなったおかげで、オンラインで学びを得る機会が大幅に増加しました。
大学の講義やセミナー、専門的なトレーニングなども、今ではオンラインで受講できるようになり、学習の柔軟性が飛躍的に向上しました。
リモートでの学位取得
私がMBAを取得できたのは、WEB会議ツールの恩恵です。通常であればキャンパスに通う必要がある学位取得プログラムも、オンライン講義の導入により、時間と場所を選ばずに学べるようになりました。グローバルな学習機会
オンライン環境により、世界中の大学や教育機関のコースにアクセスできるようになり、異なる文化や視点に触れながら学ぶことが可能です。私の場合、スタンフォード大学との連携プログラムなどに参加できました。
3. 仕事の効率化と柔軟な働き方の定着
WEB会議ツールの普及は、仕事の効率化にも大きく寄与しています。
従来のように会議室に集まって行う会議が減少し、会議のスケジュールがより柔軟になっただけでなく、業務の進行もスピードアップしたと思います。
リモートワークの促進
自宅や別の場所で仕事をしながら、会議や打ち合わせに参加できる環境が整ったことで、働く場所を問わない「リモートワーク」が定着しました。私も娘の治療に付き添うために、場所の制約なく仕事を続けることができたのは大変ありがたかったです。無駄な時間の削減
オンラインミーティングでは、必要な資料がデジタル化されているため、会議の準備や進行がスムーズになり、効率化が進んだと思います。
4. プライベートとの両立が容易に
オンラインミーティングが普及したことで、家庭との両立が容易になりました。
特に、子育てや介護などをしている人にとって、WEB会議ツールは大きな助けとなっているはずです。
物理的に会社に出向かなくても仕事が進められるため、育児や介護をしながら仕事を続けられます。
家庭事情とのバランス
WEB会議ツールの導入により、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、家庭の事情に合わせた働き方が可能になりました。私の場合も、娘の入院に伴う不安を感じながらも、無理なく仕事を続けられたことが非常に助けになりました。柔軟な時間管理
オンラインミーティングは、スケジュールが柔軟に調整可能です。個人的な用事や家族のケアをしながらも、仕事の予定を立てやすくなりました。
WEB会議で役に立ったアイテムやツール
WEB会議をスムーズに進めるためには、適切なツールやアクセサリーを活用するのが重要です。
私がWEB会議で役に立ったと思うアイテムやツールをいくつか紹介します。
高品質なマイク
WEB会議において音声の質は非常に重要です。聞き取りにくい音声はコミュニケーションの妨げとなり、スムーズな進行を妨げます。
高品質なマイクを使用すれば、相手にクリアな音声を届け、会議の効率が向上します。
私のオススメは価格も手頃な「Apple EarPods」です。
バーチャル背景ツール
背後にあるものを隠したい場合には、バーチャル背景ツールが役立ちます。
私の場合、娘の入院中は病室と分からないように、常に背景を設定していました。
ZoomやMicrosoft Teamsには、バーチャル背景の機能がデフォルトで搭載されていますが、私はZooomeという無料ソフトを使用して会議用のバーチャル背景を作成しました。
ドキュメント共有ツール
リアルタイムで資料を共有しながら会議を進めるために、ドキュメント共有ツールを活用すれば、会議をよりスムーズに進行させることができます。
複数の参加者が同時に編集可能なツールも便利です。
おすすめツールはリアルタイムで複数人が同時に編集可能で、コメント機能も備わっている「Googleドキュメント」です。
私が使用しているWEB会議ツールに関連するメモアプリとしては、Craftが便利です。会議内容の整理や共有がスムーズに行えます。
Craftについては、こちらの記事に少しだけ触れています。
オンラインミーティングの今後の展望
オンラインミーティングの普及は、今後も新しい技術革新によって発展していくと予想しています。
例えば、VRやAR技術を活用した次世代のWEB会議ツールなどが登場し、バーチャル空間でのコミュニケーションがさらに進化するのではないでしょうか。
将来的には、もっと直感的なインターフェースや、会議中のリアルタイム翻訳、AIによる議事録の自動作成など、機能の高度化が期待できます。
ちなみに、議事録作成のガジェットは次々と発売されていますね。
私も欲しいです。
まとめ
オンラインミーティングの普及は、私たちの働き方や生活に多くの変化をもたらしました。
通勤時間の削減や業務の効率化、家族との両立のしやすさなど、様々なメリットがあります。
技術の進化に伴って、さらに可能性が広がっていくことも期待できます。
デジタル技術を活用すれば、柔軟な働き方や学びの機会を得られ、より充実した生活を送ることができるのではないでしょうか。
娘のがん治療という非常に辛い時間に、WEB会議のおかげで付き添う時間を確保しながら、仕事も続けることができました。
これは私にとって大きな支えとなり、感謝の気持ちを感じています。
オンラインミーティングによる変化について、皆さんの体験もぜひ教えてください。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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