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2024年 この一年の振り返り1~創作編

 土壇場の12月に体調不良で寝込んだ2024年。積み残した事柄を年が明けてもこなしている昨今(陰暦では甲辰年はまだ終わっていないと言いながら)ですが、#創作2024_25に参加すべく、ここで一旦区切って振り返って見たいと思います。

 まず、昨年の成果から―
 久しぶりに二冊新刊を出しました。ただ、いずれもネットに書いたものの再録本で、その上一冊はコピー本なので、あまり満足のいくものではありませんでした。
 また、「星々文芸博2024」のエッセイ募集に応募、採用されました。これまで、さまざまなコンテスト等に参加しましたが、入賞、採用されたのは今回が初めてでした。文章修行の一つと思って参加しましたが、採用されるのはやはり嬉しいことですね。

 次に昨年の執筆活動について見て見ましょう。
 ツイノベ「木槿国の物語」は引き続きほぼ毎日執筆し、毎月の300字企画、ツイノベの日にも参加しました。終了してしまいましたが、週末の「歴創版日本史ワンドロワンライ」にも参加しました。又、新たに140字小説コンテスト「季節の星々」への参加も始めました。
 数年越し書いている「密会の森で」(アルファポリス)は昨年も完結に至りませんでした。

 ここで月別の活動についても振り返って見ようと思います。
1月:
・カクヨムコン短編賞創作フェス
 「即位」、「逸れ矢」、「密書信」の三作で参加しました。偶然ですが、全て正祖大王(朝鮮22代王)に関する内容になりました。
・グリム童話フェア(ノベルアッププラス)
 グリム童話をアレンジした作品のコンテスト。“ブレーメンの音楽隊”をもとにした「木槿国の音楽隊」で参加しました。
2月:
・春節企画(カクヨム)
 恒例の自主企画に今年も参加しました。辰年なので「
変成龍女」という龍に関する物語を書きました。
3月:
・KC2024(カクヨム)
 “粗製濫造企画”と自嘲しつつ、今回も参加しました。「父子の葛藤」、「夢の我が家」、「開けられなかった箱」、「ささくれた指先ささくれた心」、「敏蔵寺古記」、「帰らざる忠義」、「漁父四時詞」で全てのお題を完走しました。
・課題文学賞その十(ノベルディズ)
 「戻らぬ歳月、愛しき日々」。「愛しき名前」のスピンオフストーリーです。
5月
・「言葉の舟」刊行記念140字小説コンテスト
 “舟”というお題を見て浮かんだ物語を書きました。入
選はもちろんしませんでしたが(笑)、個人的に気に入っているお話です。ポストカードにして販売しようと思っています。
・三題噺十一(ノベルデイズ)
 「ひとすじの明かり」、いつものように拉致問題について書きました。少し前に不愉快なことがあったので、それに対抗する意味で執筆しました。
・ペーパーウェル12
 お題は「空」。今回も「木槿国の物語」にしました。
*その他、コミティア歴史部イベントで委託ですが、歴史便せん企画に参加し、「文学イベント東京」にも委託参加しました。委託メインのこのイベントには今後も参加して行こうと思います。
6月
・諸星異聞録(亜細亜書店)
 諸星大二郎作品アンソロジーに今年も参加しました。今回は日韓の友情を「マッドメン」を絡めて描きました。
・木槿国の物語
 久しぶりの新刊です。ただ、発表済みのツイノベの再録集なので…。
7月
・文披31
 今年も木槿国を舞台の物語を書きました。一応完走に漕ぎつけましたが、総集編は出来ませんでした。
・星々文芸博
 24年最初のイベント直参です。普通の即売会イベントとは異なり、ワークショップやトークイベント、体験イベント等がメインのように感じました。また、即売の方も商業出版やプロの方が多いように感じました。そのため、そちらの方は多くの来場者がありましたが、アマチュア(?!)スペースは閑散としていました。
 無料のイベントを少し見ましたが充実した内容だったので次回は一般参加者としてワークショップやトークイベントに参加したいと思いました。
8月
・本づくりエッセイ(星々文芸博)
 イベント参加時に募集を知り、書きたいテーマだったので応募しました。冒頭に記したように採用されました\(^o^)/
・課題文学賞特別編(ノベルディズ)
 「幸福の門」。脱北者のお話ですが、こうした例もあるのではと思い書きました、
9月
・月餅企画(カクヨム)
 「秋夕の笛の音」。中秋節にちなんだ自主企画なのでそうした雰囲気のお話です。
10月
・ペーパーウェル13
 お題は「博物館・美術館」で、木槿国が舞台のお話を書きました。
11月
・Novelmber2024
 11月恒例の企画ですが、まだ終わっていません(^_^;)。取り敢えず完走を目指します。
・秋の歴史(小説家になろう)
 一年に一回“なろう”に書く企画です(苦笑)。「選びし道」。今回のテーマは“分水嶺”ということで、主人公が自身の人生の分岐点を振り返るお話です。
・歴史×商い短編小説コンテスト(ノベルアッププラス)
 このコンテストを見て浮かんだのが林尚沃。彼の小話をもとに「商心」を書きました。
・敷栲草子
 文フリ東京参加のために作ったコピー本。10月以降、多忙だったので大したものが作れませんでした。
12月
・文学フリマ東京
 24年2回目のイベント直参。今回から会場がビックサイトへ変更。個人的には流通センターの方が使い勝手がいいのですが。会場が広くなったせいか、サークル参加も増え、来場者も増えたようです。個人的には、混雑してサークル巡りが十分に出来ず、その他いろいろ不便を感じました。
商業出版社やプロらしき方の参加もあり、コミケで一般サークル会場に企業ブースが入った感じがしました。今回から入場料(1000円)が掛かるようですが、そのわりに来場者が多く驚きました。招待券みたいなものがあったのかなと思いました。
・お題で執筆!!短編創作フェス(カクヨム)
 「朝鮮科挙夜話」、「どんな時も」、「予兆」、「果たせぬ夢」で参加中です。このイベントは1月いっぱい続くようです。
 

 昨年は9月以降、別件が多忙なことがあり、また、冒頭で書いたように12月に入って久しぶりに体調を壊し寝込んでしまいました。そのため、十分に執筆出来ませんでした。
 何事も健康が大切なことを実感した年末でした。

今年は、コロナ禍で保留していた本の制作を始めるつもりです。5月の文フリ東京で頒布出来ればと考えています。
 また、「密会の森で」も完結させたいと思っています。
ネットを通じての活動も引き続き行なっていきますので昨年同様お付き合いいただければ嬉しいです。

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