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【楽曲紹介】OCHA-La-KA

みなさんこんにちは。
寒いんだか暑いんだかよくわからない最近の気候。
昨日は朝涼しかったのでヒートテックを着たら昼間暑くて汗だくになりました。
夕方自宅レッスンした時は冷房でしたよ。。。
どうなってるんでしょう?

さて、今日も楽曲紹介。
今日ご紹介するのはこちら。
OCHA-La-Ka(金管6重奏) ※楽譜販売サイトに飛びます。

昨日はこの曲のレッスンに行ってきました。
よくよく考えたら、作曲家としてレッスンするのは初めてでした(笑)
ま、内容はいつものレッスンなのですが。

この曲は、演奏シチュエーションを明確にイメージして書き上げています。
アンサンブルコンテストのシーズン、各学校とも上級生を中心にメンバーを決めていきます。
メインの上級生チームが金管8重奏を組んで、残った下級生チームに是非校内選考で下剋上を図ってほしい(笑)という目的で書いてみました。

(実在するチームを思い描いたわけではありません笑)

なので、中学校1年生のチームでも演奏できる内容にしました。
モチーフになっているのは、昔ながらのじゃんけんソング、「おちゃらかほい」です。
でも、かごめかごめが登場したり、かくれんぼするものよっといで〜という歌が隠れていたり、わらべうたも見え隠れしています。

まずは音源サンプルをどうぞ。

編成は、Tp2,Hr,Trb,Euph,Tubaの金管6重奏。
ポイントとしては、
・トランペットの音が高くない(最高でも実音Dまで)
・テンポの切り替わりのタイミングの時に人数が少ない。
(出だしが合いにくいのを人数を減らすことで合いやすくできる)
・誰もが知っているメロディ
(後にわかったのですがおちゃらかほいを知らない子供もいるらしい)
・演奏時間が3分(予選でもカットされにくい)
・少しコードを工夫してドミソの和音が出てくる場所が少なくしている。
(ハーモニーの音程が多少ずれても大丈夫←)
という感じ。

演奏の注意点としては、
・丁寧なフィンガリングの練習をする
・タンギングとスラーの吹き分けをきちんとする
とにかく楽しく
です。
まあどの楽譜を演奏するのもそうなんですが、やはり譜読みは大事です。
昨日のレッスンでもそこが一番大きなポイントだったかな?
本当に基本中の基本ですが、雰囲気以前に譜読みがちゃんとできてないってこと、本当に多いです。
音がわからないまま演奏している人の多いこと・・・。

音符はもちろんですが、休符もしっかり演奏しましょうね。

そう、譜読みさえきちんとできれば、けっこういい演奏ができる楽曲なのです。
難しい場所はほとんどありません。
チューバが若干低めかなっとも思うので、低すぎて音が出ない人は下のGなんかはオクターブ上でもいいと思います。
もし演奏する上でオクターブを上げたり、違う楽器で演奏する場合に許諾が必要であれば、Facebookやこちらなどでご連絡いただければ承諾書などもお書きします〜。
(レッスンした学校は編成の書き直しをしたので、承諾書を書きました)

そしてフレキシブル対応ではありませんが、HrはTpで、EuphはTrbで演奏することも可能です。(ちょっとHrパートはTpだと低めの音域ですが)※Hr→TpはinFからinB♭なので読み替えや書き直しが必要です。

もちろん、大人のアンサンブルでも演奏できます♬
時間も短めですし、ちょっとした演奏会なんかでお披露目するのもいいですね〜。

ぜひぜひ、この冬挑戦してみてください。

ではまた。
ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬