パワーポジション静止状態について考える
パワーポジションを分解したので、1つずつ考えてみようと思います。
静止状態は安定しているのはもちろんですが、次の動作のための準備姿勢ととらえると、なんでこの型(姿勢)になるのか考察しやすくなる
求められるものとは
素早く、強い力を発揮すること
なぜパワーポジション 、この型(姿勢)なのか、立位と比較してみよう
単純に安定しているだけでは、立位でも良さそう。。。
でも、次の動作を考えるとパワーポジションの方が効率が良さそうだ
大きな違いは
股関節・膝関節・足関節の角度の違いだ
そしてこの違いを生み出しているのは体幹と下腿の傾斜ではないか
立位と比較して股関節・膝関節・足関節の角度がついていることが良い理由は
関節周囲の筋肉に、程よいテンションをかけ筋出力(力の発揮)をしやすくするためだと考える
それぞれの関節が同じ具合に曲がり、同じ具合に筋肉にテンションをかけることで、3つの関節が一気に伸びた時に強い力が発揮できるようになる
また、この現象は体幹と下腿が並行になっていることで作り出されているのではないかと考える
上の画像のように体幹と下腿の傾斜が並行でないと、いずれかの関節周囲の筋にエネルギーを溜めにくくなるのではないかと考える
効率よく力を発揮させるためには、ある程度の体幹と下腿の傾斜と並行であることが重要なのではと感じるところでした
ちなみ下記の文献には関節がどれくらい曲がると力を発揮しやすいか書いてあります。ご参照ください!
では今回はこの辺りで