「練習日誌の大切さ」(尼子夏年 長距離)
こんにちは、長距離ブロック4年の尼子夏年です。
つい先日、1年生だと思われていたことが発覚し、本当に自分が引退ブログを書いていいのか戸惑いましたが、せっかくスケジュールを組んでいただいたので書きます。
この引退ブログと並行して、長距離は予選会前のブログリレーがあるのですが、なんと僕はどちらとも今日が更新日なんです。大変でした。
今の気持ちや4年間の思いはそちらに書いたので、興味があるよって方は覗いてみてください。
明日以降もどんどん長距離4年生のブログが上がるので、そちらもぜひ!
さて、前置きはこのくらいにして。
こちらのブログでは自分が4年間競技をやってきて大切だなと思ったことを書こうと思います。
それはズバリ
練習日誌です。
みなさん、練習日誌毎日書いてますか?
長距離ブロックは月ごとにスプシが共有され、部員一人一人に専用のシートが設けられます。そして、それぞれが練習内容やら距離やら感想やらを書きます。
ただ、正直記入率は高くないです。
かくいう私も書かないときは急に書かなくなるので、偉そうなことは言えませんが。
でも、4年間を振り返ると、練習日誌に助けられた瞬間が多くあったので、今回は練習日誌の大切さを3つお伝えしようと思います。
「今日」から得られる学び
練習日誌を毎日欠かさず書くことで、
今の体の状態を正確に把握することができます。
例えば、「今日いつもより集団走きつかったなあ」とか「jog終わりの腰の張りがいつもよりあるなあ」とか、練習中に普段となんか違うなって思うことあると思います。
でも、そういうのって少し時間が経てばすぐ忘れてしまうもんなんです。僕は忘れます。
疲労が溜まってきた合図かもしれない。怪我の予兆かもしれない。
せっかく体が教えてくれてるのに忘れてしまうのってもったいなくないですか。
そこで練習日誌の出番です。
練習後や1日の終わりに今日の練習について振り返り、今の体の状態を把握する。
体に気になるところがあれば、セルフケアを行なったり、必要であれば治療院を入れたりする。
疲労が溜まっているのであれば、温泉に行ったり、食事や睡眠への意識を普段より上げたりする。
その結果、怪我を未然に防げるかもしれない。調子の振れ幅を抑えられるかもしれない。
とはいっても防ぎようがない怪我もあります。
でも、毎日書けばその怪我、
防げるかもしれません。↓
「過去」から得られる学び
練習日誌を毎日欠かさず書くことで、
それが未来の自分を救ってくれることがあります。
一度怪我したところを2回、3回と繰り返し怪我してしまう人、少なくないと思います。
フォーム、筋肉の質、骨の形状などが関係してくると、改善させようと思ってもなかなかできませんからね。
例えば、僕の場合は腓骨筋腱炎、腸脛靭帯炎、棚障害にたくさん苦しめられました。
でも、練習日誌に怪我をする前後のことがしっかりと書いていれば、再発を防ぐことは十分可能です。
腓骨筋が気になるのであれば、過去に腓骨筋腱炎になった時のスプシを見返し、
膝が気になるのであれば、過去に棚障害になった時のスプシを見返す。
症状が似ていれば、練習をやめたり治療院に行ったりすることで、同じ怪我をしなくて済むかもしれません。
実際に僕も練習日誌のおかげで、一度なった怪我の予兆に気づくことができ、再発を防ぐことができました。
(今年の夏は腓骨筋腱炎と腸脛靭帯炎に同時になっちゃったんですけどね。)
「他人」から得られる学び
練習日誌を毎日欠かさず書くことで、
誰かのためになることがあります。
長距離ブロックは全員に同じスプシが共有されるので、他の人の練習日誌を見ることができます。
自分より足が速い人は今日の練習で何を意識していたのか。レース前はどういう調整をしているのか。
競技レベルの高い人が考えていること、やっていることをただで見ることができるんです。
これを利用しない手はないですよね。
去年の予選会前、ハーフを走ったことがなかった僕は、どのように調整すればいいのか全くわかりませんでした。
そこで、田島の予選会前と関カレハーフ前、3学年上の杉浦さんの予選会前のスプシを参考にして、jogの距離を調整しました。
田島と杉浦さんがスプシを書いてくれていたおかげで、迷いなく調整することができ、自信を持ってレースに臨むことができたんです。
(ガン垂れしてしまったんですけどね。)
毎日継続すること、本当に難しいと思います。
特に怪我をしているとき、本当に書きたくないです。
でも、毎日少しでもいいから書いて習慣化する。
それがいつか自分の役に立つかもしれない。
誰かの役に立つかもしれない。
チームの役に立てるかもしれない。
そう思ったら書いてもいいかもってなりませんか。
だいぶ無理やり書きました!
終わりです。読んでくださりありがとうございました!
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