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20240226_知の解放について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想15

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"交叉する西洋技術と東洋技術"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"紙製冊子が新しい思想を生む"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 歴史が動くためには条件が整うだけでなく、きっかけが必要。きっかけの1つとなるのが知の解放。
 共和制ローマが生まれたころ、貴族が法情報を独占していたため自分らに都合の良い恣意的な解釈を行っていた。平民は法を成文化させることで法知識を解放し、修正を繰り返すことでついには貴族と平等の権利を獲得することに成功した。結果、"たとえ身分の差はあっても法は万民に等しく適用される"という前例となった。以降の欧州ではこれを理想として動くことになった。
 唐の時代に神と冊子製法が結びついたことで"知の解放"が起こった。中国では永らく停滞していた儒学を一気に活性化することに繋がった。

感想

 知の解放が歴史を動かした事例を知ることができ、勉強になりました。改めて、"歴史が動くには条件だけでなくきっかけが必要"という点は抑えるべきだと思いました。
 歴史だけでなく、個人の人生にとっても些細な1つの"きっかけ"が今後の人生を大きく変えることになることはあると思います。自分にとっても他人の人生にとってもきっかけを作るという点は意識して過ごすことができると良いと思いました。
 知の解放により歴史が動くという点は、いつの時代、どこの場所でも当てはまる気がしました。現代ではインターネットの普及により様々なことが変化した事も1つの事例だと思います。一般的に隠されていた知識が多く、新たに知った人の数が多いほど、その後の変化も大きくなると思います。隠していてもいずれは知れ渡ることも多いと思います。また、個人にとっては知識を占有したいと感じることも、全体としては共有した方が良くなることの方が多いと思います。個人的にも、知識を共有するという点は意識して生きていきたいと思いました。
 欧州において、法に関する基本的な考え方が共和制ローマの頃から続いていた点には驚きました。欧州の国や人々が法に対して厳格さを重視している点に納得できました。歴史を学ぶことで理解が深まることは多いと思います。今後も起源も意識して学ぶことができると良いと思いました。

最後に

 些細な"きかっけ"が今後を大きく変えることは多いと思います。歴史にとっても個人の人生にとっても"きっかけ"は意識できると良いと思いました。知の解放が1つの"きっかけ"となることも多いと思います。個人としては占有したい情報であっても、なるべく共有することを意識できると良いと思いました。
 知の解放など、きっかけを作ることを意識し自分や他人の人生をより良くしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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