20240227_イエスとキリスト教について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想16
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。
内容と感想
前回の記事では"紙製冊子が新しい思想を生む"までの部分を読んで感じた事を書きました。
今回の記事では"食卓の下のパン屑"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
イエスは当時のユダヤ教の信仰腐敗を是正しようとしただけで、キリスト教という新宗教を創るつもりはなかった。イエスはユダヤ人のためには力を使うが、ユダヤ人以外の人を助けるようなことはしなかった(ユダヤ教特有の選民思想ももっていた。)。
しかし、イエスの死後に入信したパウロという人物の野望がゲームチェンジを起こすことになった。
感想
今までキリスト教にも馴染みが無かったので、キリスト教について学ぶ良い機会になりました。イエスが最初からキリスト教を創ろうとしていたのではなく、1人のユダヤ教徒として信仰の腐敗を是正しようとしていただけだったという点は学びになりました。キリスト教として残った理由として、後世の人の影響の方が大きかったと思います。当人よりも他の人達の言動が大きく影響する事例は他にもあると思います。自分の考えや行ったことが、自分の思いもよらない結果を起こしてしまう可能性がある点は意識しておけると良いと思いました。
ユダヤ教の選民思想についても初めて知り、勉強になりました。人物の行為だけに注目してしまうと理解できない行為だとしても、世界観や背景を知ることで共感できることもあると思います。すぐに受け付けられないと拒否するのではなく、自分の世界観との違いも踏まえながら、考えることは大切だと思いました。
人の価値観を考えるという意識は、歴史を学ぶ時だけに限らず対人関係でも重要だと思います。生まれて育った過程が異なるので、全く同じ価値観の人はいないと思います。相手がどんな事を考えているのか?を想像しながら対応することで、自分が受け入れることができる幅も広がると思います。自分が受け入れることができる幅を少しずつ広げながら、人間力を高めていけると良いと思いました。
最後に
相手の言動の背景を考える習慣を作ることで、単に拒否するのではなく一度受け入れることができると思います。自分が受け入れることができる人の幅を少しずつ広げ、人間力を高めていけると良いと思いました。
人の言動の背景を考えることを意識し、受け入れることができる人の幅を広げることで人間力を伸ばしていきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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