「これまでの全てに感謝」 伊藤翼(商4・三重)
こんにちは。
人生経験が豊富でお馴染みの諸星くんからご紹介に与りました、昨季主将を務めました商学部4年の伊藤翼です。
気がつけば卒業まで2ヶ月を切っており、着々と迫ってくる社会人生活が憂鬱で仕方ありません。諸星くん、長谷川くん羨ましいです。
小学生の頃にソフトボールを始め、中学軟式、高校硬式を経て大学では軟式野球をプレーしましたが、間違いなく大学軟式野球が最も思い出深いものになりました。
そんな大学野球を振り返りたいと思います。
1年生
4月の新入生歓迎会で、大学ではなにをしようか迷っていた時に声をかけていただいたのがこの軟式野球部でした。誘い文句や体験練習の思い出とかは忘れてしまいましたが、1学年上の早船さんと田中さんが優しかったのは覚えています。ありがとうございます。
1年生の時(2019年)は例の感染症もなかった時代だったので、色んなイベントが行われました。
江ノ島BBQや夏合宿、縦割り班のイベント(私の班はなくなったけど)、などなど、、
このようなイベントがたくさんあったおかげで、同期や上級生と親交を深められたと思っています。
これから規制が緩和されてイベントが企画できるといいですね。
野球の話に戻しますと、私は運良く1年生から試合に出させてもらいました。大した活躍はできず、足を引っ張ってばかりでしたが秋季リーグでは優勝を飾ることができました。そのメンバーの一員として少しでも貢献できたことが誇らしく、また素晴らしい4年生の先輩たちと優勝できたのが嬉しくてたまりませんでした。
しかし、祝勝会には未成年ということで参加できませんでした。未成年組で渋谷で焼肉を食べたのもいい思い出です。
4年生とは一緒にいられた期間が短かったのにも関わらず沢山喋れて、良くしてもらえたのが印象的です。だからこそ東日本大会で敗退し、4年生が引退となった瞬間は号泣しました。
温かい先輩方のおかげで部活動に馴染むことができた1年でした。どうもありがとうございました。
2年生
2年生は、春に合宿を行った直後にコロナの波が押し寄せ上半期はほとんど活動ができない状態でした。リーグ戦が行えるかも不透明な状態でしたが、平野さんを含め連盟委員の方々の尽力のおかげでリーグ戦を行うことができました。ありがとうございました。
私はこの年のチームが1番強かったのではないかと思います。なにせ私自身の調子が良かった。唯一のベストナインもこの年でした。
コロナのせいでほとんど野球しかしなかったような1年でしたが、選手としては非常に成長できた年だったと思います。前年は競争する位置であったのに対し、この年はポジションが与えられました。これが自分にとっては大きかったと思っています。自分が活躍しなければいけないという自覚も持ちつつ、頼りになる先輩が大勢いたため伸び伸びとプレーすることができたことが結果を残せた要因だと思います。
個人的ベストは関東大会での決勝、日本体育大学戦での最終回1アウト、2点差で負けていた状況から私がヒットを打ち、そこから追いついたことです。前のバッターに代打で金井さんが起用されましたが、惜しくも凡退、何とかしたいと思っての打席でした。
金井さんやりましたよ〜!
試合には敗れましたが、とても印象に残っている試合です。
あんな緊張感ある試合をもう一回やりたいなぁ。
この代の4年生の方に夏期練習期間に焼肉に連れて行ってもらったのもいい思い出です。
小林さん、中村さん、柳澤さん、堀池さん、鮎川さんと私。今思うとなかなかすごいメンツですが、楽しかったです。ご馳走様でした!!
帰りに神社で優勝祈願しました。見事に願いが叶いましたね。武蔵新田の神様は強い。
この年には後輩も入部してきました。
みんな気軽に話しかけてくれて助かりました。いつもありがとうございます。
3年生
やっぱりなんと言ってもこの年は全日本大会でしょう。全員がそう答えると思います。
念願の全日本大会出場でしたが、過程はそう簡単なものではありませんでした。
代表決定戦では法政大学に敗れ、ブロック大会へ回ることになった慶應でしたが、見事に勝ち進み、迎えた決勝戦は東京経済大学との試合でした。
先制を許し、なかなか相手の先発を打ち崩せない慶應でしたが、私だけは違いました。1打席目、2打席目と連続ヒット、そして迎えた6回表の第3打席では同点のホームランを放ちます。神ってます。そこから逆転し、優勝した慶應ですが、ほぼ私のお陰でしょう。あの流れから孤軍奮闘で同点打、素晴らしい活躍ですね。
冗談はさておき、全日本大会の切符を掴めたということは本当に嬉しかったです。大会への憧れ、全国で実力を確かめたいという思いや、大会でも勝つ自信など、いま思い出してもワクワクで血圧上がります。
そして主題の全日本大会では結果はもちろんのこと、試合以外での時間も印象深く、毎日ホテル近くの公園で素振りをした時間が忘れられません。この時間がずっと続けばいいのにと思いながら素振りしていました。バット持ちのK君ありがとう。
また大会期間中、沢山のエールやサポートをしていただきありがとうございました。
レッドブルとガッツギアとアクエリアスのおかげで打てました。
全日本大会で燃え尽きたため、残念ながら秋季リーグ戦の記憶は残っていません。
一つ上の上級生には、入部当初からずっとお世話になっていたということもあり、引退された時は不安しかありませんでした。
それでもよく練習に顔を出してくれたりありがとうございます。
4年生
主将を務めた1年でしたが、入部当初は主将を務めるなんて微塵も考えていませんでした。
2年生の春合宿で西牟田さんに「主将やるんでしょ?」と当たり前のように言われたことが自分がそのような立場であることを自覚させてくれました。
そんなこんなで主将を務めましたが、リーグ戦5連敗を筆頭に、野球ではほとんどいい思い出がありません!
申し訳ございませんでした!
それでもいい経験になったと思います。1つ勝つことの難しさを知ることができましたし、野球の厳しさを知りました。
それまでの3年間ができ過ぎていたため、神様が帳尻合わせの1年にしたのかなと解釈しています。
そんな4年生でしたが、特に夏合宿は思い出深いです。
合宿を通し後輩ともより仲良くなれたと思っています。ですよね?
その中でも増池と内野とご飯行けたのはよかったです。普段あんまりご飯行かない後輩たちですが、このような機会だからこその巡り合わせでしょう。
頼りない主将でしたが1年間お付き合いいただきありがとうございました。
結果はついてこなかったですが部員皆様のおかげでなんとかやれたと思っています。
また試合見に行くのでよろしくお願いします。
4年間を振り返ってきましたが、本当に一瞬でした。つい最近入部したばかりだと思っていたらもう卒業と、光陰矢のごとしです。
この4年間で1番感謝を伝えたいのが同期の皆です。人数が少ないながらも、みんな個性があって面白かったです。
なにもできなかったけど、みんなのおかげで1年間滞りなく部活動が行えました。
心から感謝申し上げます。ありがとう。
最後に、部活動を通して「野球を楽しむ」ことの大切さを学べた4年間だったなと思います。
酸いも甘いも経験した4年間でしたが、野球が楽しいから、もっと上手くなろうと努力できたし、試合で活躍できた時、勝った時は心の底から嬉しかったです。
根本に野球を楽しむという気持ちを持っていたからこそ、ここまで続けることができたし野球を好きでいつづけることができました。
これを読んでくれている後輩の皆も是非初心を忘れずに、野球を楽しんでください。
長々と失礼しました。
これで4年生の引退ブログは終了となります。
4年間お世話になりました。
4年生一同感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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