一日一知
保有効果(現状維持バイアス)
保有効果(現状維持バイアス):今所有しているものや、今いる環境を手放すことに強い抵抗を感じる心理効果。所有しているものなどの価値が高いと感じることが原因。
要因①
ザイオンス効果
「自分が所有してるものに愛を感じる」何度も同じものに接することで愛着が湧くことをザイオンス効果という。
②フォースコンセンサス効果
「他人は自分と同じ考え方をすると考える」こと。フォースコンセンサス効果という。自分に話しを聞くことで、相手も同様に感じると思う。
③現状維持バイアス
「授かり効果」得られるものへの期待感よりも、すでに物を損失することに対する恐怖が勝ってしまう心理効果。
活用法
1.無料お試し期間/手に取る機会
手放すことが惜しいと思わせることで、その後の利用や継続的な利用に繋がり安くなる。
無料お試しはレシプロンティ効果にも期待できる
2.返金・返品保証/手に取る機会②
返金・返品保証を設けることで自社の製品に触れやすい状態にし、購入するハードルを下げる。全額返金保証サービスは保証を執行するのに手間がかかるため、だれも返金請求しない
3.手に取った姿を想像
状況を想像させ、手にとった感覚を覚えさせる。コピーライティング、セールレターの文面を通じて、保有する自分を想像させる。
4.クーポン券を配布
割引を受ける権利を得たと感じさせる。お得を手放したくない心理。
5.商品をセットで下取り
下取りではいくらの価値という使用感を与える。