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エンジョイ エキデン

こんにちは、2年の東叶夢です。
ブログの更新が遅くなってしまい申し訳ございません。今は涼しい北海道で合宿をさせてもらっており、だいぶ頭も冷えたのでいい文章が書けそうです。

甲子園優勝

さて皆様は、昨日行われた甲子園決勝は見られたでしょうか?
慶應義塾VS仙台育英、真夏の甲子園球場に42000人の観客、世紀の熱戦でした。
練習の時間が被っていたので僕は5回裏までしか見届けることができませんでしたが、塾校の活躍に塾生としてとても元気をもらいました。
とは言いましても、僕は内部生でもなければ、なんなら地方出身、慶應進学を志したのも高3からと初心者の塾生です。
ですが入学してからのこの1年でとんでもないほど帰属意識が高まりました。今まで何回か、お前は慶應生では無いと言われるという悪夢にうなされて、起きて学生証を見て安堵するというプレイをしています。
決勝戦で良くも悪くも話題になった慶應の大応援団、これもみんなが慶應を愛しているから仕方がない出来事です。
もし箱根に出たら、、、あの応援を受けれると思うとゾクゾクしました。

箱根はどうなの?

箱根駅伝に向けては視界良好です。
チームでいうとレースでこそ、まだまとまった結果は出ていないものの、昨年のAチームがやっていた練習が今年のBチームの練習になっていたり、全体合宿の出来が過去最高だったりと盛り上がっています。
僕はというと、大好きなミスド・モンスター・武蔵家の3点セットを封印。その結果晴れて29分台ランナーになることができました。1500.5000でも自己ベストを更新し、高2から陥っていたレースで出し切れない、イップスのような状態からやっと抜け出せたような気がします。

憧れを越えるって

29分台を出したレースは僕の憧れの師匠である田島さんも同じ組でした。田島さんは復帰明けで調子もそこまで上がっておらず、僕は絶好調。今日は勝てるかもと思ってスタート。
7000m付近。死にかけの田島さんに、ピンピンした僕が追いつきました。その時は全くキツくなかったので、抜く時に手招きして煽ってしまいました。そしたら負けず嫌いの田島さんは案の定抜いてきて、その瞬間急に差し込みに襲われました。そこから僕は失速、結果大敗を喫しました。

3月に行われたWBCでは、日本VSアメリカにて大谷選手がした
憧れを越えよう
という発言が話題になりました。憧れているうちは勝てない、とよく言われますよね。
僕は田島さんに勝てるかもと思っていてもどこか勝てないと思っていたのかもしれません。差し込みが来たのも久しぶりでした。あの差し込みは煽った罰とかではなく、そんな気持ちのうちはお前はまだ勝てないよと神様から邪魔されたものだと感じました。(もちろん実力の差が大半ですが笑)
かっこよくいうと、スタート前の勝とうという気持ちはヴィジョンではなくファンタジーだったのかもしれません。
その体験から箱根駅伝出場に対しても憧れるのをやめようと思いました。

そのために最近僕が取り組んでいるのは、jog中に慶應で箱根駅伝のメンバーを決めて脳内で考えながら走ることです。
僕は1区を走りたいので、勝手ながらいつも1区を走っています。でも今のところずっと最下位で2区の木村さんに襷を渡しています。
どんな練習をすればそこで勝負できるようになるか、逆に何が足りないのかと考えるうちにだんだん箱根が憧れではなく、現実的なものに変わってきたように感じます。

エンジョイ エキデン

今年の夏合宿とてもきついです。休養日に35km走らされます、でも箱根が現実的になった今、とても楽しく練習に取り組む事ができています。
チーム全体で見た時も強くなろう・箱根に行こうとそれぞれが考えたことを実践しており、これは塾校野球部のエンジョイ ベースボール(自分で考えてプレイしてもっと挑戦しようという精神)に似ていると思います。
じゃあ僕たちはエンジョイ エキデンや。
思えば高校時代、初めて都大路出場を決めた時もエンジョイ エキデンしていました。
みんなで考えて、笑顔で合宿乗り越えて、力をつけて箱根予選会に挑みます。
これからも応援のほどよろしくお願いします!!

こちらはエンジョイ ボウズ
坊主の人数は野球部より多いかもしれません

次はエンジョイ ボウズの構成員安田です。
今回、甲子園・WBCと野球の話ばかりになってしまったのは彼のせいです。
またハマスタ行こう。


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