「焦る」のではなく「楽しむ」
こんにちは。長距離2年の鳥塚です。
合宿も終わり、予選会まで残すところあと17日となりました。チームのピリピリした雰囲気や嗜好品の禁止、本番を想定した練習等を見ていると、今年もとうとうこの時期が来たのか、と身が引き締まります。
前回ブログを書いたのが3月の学生ハーフ後で、すごく間隔があいてしまったこともあり、前半シーズンの振り返りや現状について書いていこうと思います。
脚に力が入らない
3月の学生ハーフが終わってから、関東インカレの標準切り、全日本予選会出場に向けて、10000mでタイムを狙っていこうと練習を再開した矢先、突然右脚、右股関節に力が入らなくなる症状に襲われました。最初はペース走の後半だけで出てくる症状だったのですが、日が経つにつれて、ジョギングなどでもうまく力が入らなくなり、ひどい時はまっすぐに走ることが出来ず、トラックのレーンからはみ出してしまうこともありました。痛みは無いので無理やり練習していましたが、力が入らないせいでフォームがかなり崩れ、色々なところの故障が相次ぎ、5月の中旬から7月下旬までは、ほとんどが補強とバイク練習でした。ここまでの長期離脱は人生で初めてだったので、非常に辛かったです。
合宿スタート
長引いた故障は完治とまではいかなかったのですが、症状が少し良くなっていたことに加え、8月から予選会に向けた大事な合宿が始まることもあり、痛み止めを大量に持ちこんで蔵王、紋別での練習に臨みました。紋別の中盤までは順調に練習を消化していたのですが、1000m×20本の練習後にアキレス腱に激痛が…。そこからまた20日ほどの離脱。あまり暗い雰囲気を表には出さないようにしていましたが、かなり落ち込みました。
復帰明けにもかかわらず、合宿で急激に距離を増やしたり、痛み止めでごまかしながら練習をしたり、バランスが崩れた状態で走ったりなど、今思えば自分はかなり焦っていたなと思いますし、この焦りこそが悪い方向へ進んでいってしまった原因だと思います。
走る楽しさ
故障してばかりの前半シーズンでしたが、今は少しずつ普通に走れるようになってきて、体力、スピードを戻しているような段階です。長い期間、離脱をして走れなくなるような経験をすると、「走る」というシンプルな行為に対しての向き合い方が変わってきたなと感じます。故障を経験する以前は、疲労困憊だとジョグをすることが少し億劫に感じ、惰性で走ってしまうこともあったのですが、今は集中力を切らさずに、色々な部位に意識を向けて、丁寧にジョグをすることが出来ていると思います。
そして何より、純粋に楽しんで走ることが出来ていると思います。走れない時期があったからこそ、走る「楽しさ」や「喜び」を再確認できました。
予選会前なので、気持ちが昂るようなことを書きたかったのですが、故障期間のことなど、少しマイナスになるようなことを書いてしまってすみません。
ですが、予選会前だからこそ前半シーズン失敗した自分のように「焦る」のではなく、純粋に走ることを「楽しむ」ことが重要なのではないかと思い、書かせていただきました。
非常に薄い内容だったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は頭を丸めた松尾です!よろしくー!
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