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実は枢要な時期である今

こんにちは1年の小倉謙心です。
梅澤から引き継ぎました。
秋はどこへいったのだろうと思う近頃でありますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

予選会が終わり、一つの区切りがついたこの時期だからこそ考えることについて書こうかなと思います。予選会を走れなかった側の視点からみえてくることもあるかと思います。

予選会までの道のり

受験を終え、再び陸上競技に打ち込む夏は気づくと過ぎ去っていました。今年のチームは去年に比べ、戦力が劣るといわれ続けていましたが、箱根予選会前に映った選手の姿は自信に満ち溢れていました。二次合宿を終えたチームの雰囲気は合宿前とはまるで違いました。そこからチーム全体として箱根駅伝出場の光が見えたように感じます。保科監督が「この練習をしていてなぜ箱根に出れないのか」という言葉が非常に印象的でした。


予選会を終えて

予選会を終えた率直な感想は「空虚」でした。夏からチームとして雰囲気が上がり、いけいけどんどんであったからこそ26位という結果は選手、控え、サポート陣皆が驚きを隠せませんでした。今回、クラウドファンディングを実施して初の予選会となり、多大なるご支援、ご声援に応えられず、なおさらやるせなさが残ります。一旦冷静になり振り返ってみると、春、夏、秋と誰も「著しい結果」を残すことができていませんでした。加えて春先はけが人が続出しており土台を完全に作り上げていない状態でした。ここでOFFシーズンの重要性を再認識した気がします。


慶應に足りないもの

今年のチームは若さがゆえに経験不足が露呈してたことが一つの敗因であると考えます。故にチームの一つのサイクルが終了し、心機一転する必要があると感じました。若いチームだからこそできることは山のように存在します。予選会を終え、一年生皆で今後のチームについて話す機会が必然的になり、心の奥底にしまっていた「本心」を打ち明け合う良い機会が訪れました。今現状のチーム、個々人が抱える問題について具体性を持ち共有し、一つのビジョンに向かいスタートを切れた気がします。


来年の予選会に向けて

私たちはクラウドフンディングをし、皆様からご支援をいただいているからには「結果」で恩返しする義務があります。箱根駅伝プロジェクトを掲げ、強化してもらえるのも決して当たり前の環境ではありません。それを今回のクラウドファンディングを通して痛感しています。結果に執着することは当然必要不可欠です。しかし焦燥感に駆られ、視野が狭まり自分たちが今すべきことを見失ってしまうことは避けなくてはなりません。予選会を終えた時期はより一層自分たちを俯瞰し、現状把握に徹することが夏に飛躍的成長を遂げる鍵だと考えます。
明確な目的を念頭に予選会まで日々走り倒していこうと思います。次は川上くんです。彼はかなり苦しいシーズンを過ごしたと思うので書きたいことも多いでしょう。

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慶應義塾大学 競走部長距離ブロック 〜選手たちの軌跡〜
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