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はじめまして松尾です

稀代の好青年、鳥塚健太君からご紹介いただきました、慶應義塾高校出身、法学部法律学科一年の松尾史弥です。
「長距離のフードファイター」と紹介いただいた通り、食べるのが大好きです。気を抜くとついつい食べ過ぎるので、陸上で満足のいく記録が出るまで本来の力はセーブしておくことにしています…(ごくたまに欲に負けます)

ではまず、簡潔に自己紹介を。
出身:神奈川県鎌倉市
好きなこと:茶碗いっぱいの米を盛ってもらう
嫌いなこと:食事中に「そろそろやめとけ」と言われる

はて、ブログで何を書いたものかとずっと迷っていたのですが、初回ということで入部までの軌跡を綴らせていただきます。

僕は、中学校から陸上競技を始めました。中学では同地区に同一年長距離の尼子くんがいました。彼の存在もあり、慶應高校でも迷うことなく競走部に入りました。


 時は流れ高校三年生の春、世界にコロナショックが襲い掛かります。そのステイホーム期間、体重が徐々に増加し(「お菓子作り」にハマった)、引退試合である県高校駅伝の数か月前、気づけばペース走すらまともにできなくなっていました。
 慶應高校には指導顧問がおらず、メニューは全て自分たちで考えることができました。引退試合の駅伝まで時間がない中、SNS等でアドバイスを頂き、オフなしで朝夕とにかく沢山ジョグをする、というシンプルな土台作り練習を繰り返しました。(学校のある平日は五時起床で走っていました。我ながらけっこう頑張っていたと思います。)この甲斐あって体がかなり絞れ、大学生の練習にもある程度付けるようになりました。


「これは県駅伝、いい順位いけるか?」などと思っていたある日、できるはずのペースが急にキツくなります。大きく調子は落とさなかったものの、直前の調整でも変なキツさが残り、結局、本番も先頭集団に全く食らいつけず、前年より区間順位を落としてしまいました。本当に悔しかったです。
「練習不足だ!ここで終われない!」と、大学でも競技を続けることを決めました。引退後も毎朝五時起床を続けましたが、調子は落ちる一方。11月にこっそりと出た記録会では、1500mに4‘35秒かかる始末。12月に大学生の練習につかせてもらったときも全く走れなくて、「皆引退して遊んでいる中、自分だけなぜこんなことしているのだろう」と謎に涙が出たこともありました。(今考えるとアホらしいです笑)
 うまく走れない不安から気持ちを病みかけ、記録会やポイント練から逃げ、せっかく減らした体重も、運転免許取得の合宿などで爆増し、そんな状態で入部に至りました。それ以来も全く走れず、4月の血液検査ではいわゆる“鉄欠乏性貧血”と診断され、タイムトライアルでは中学生のような記録を出し…と、なかなかうまくいかない日々が続いていました。

 そんな中でも、最近はスポーツ研究センターで処方していただいた鉄剤や、同期の田島くんの厳しいダイエットコーチングのおかげもあり、徐々に、少しずつではありますが調子を上げられています。僕の最大目標は「箱根で湘南路を走る」ことです。現在Cチームの僕にとって、そこまでの道のりは遥かに遠いです。しかし今、実力不足で感じているこの悔しさをぶつけ、Aチームのメンバーをいち早く喰って目標達成します。大学生でも陸上を続けさせてくれた両親に、挑戦の機会を与えてくれるチームや環境、モチベーションをくれる仲間たちに感謝しながら、貪欲に、ブレずに頑張ら姿を魅せていきたいと思います!

長々としたブログになってしまって申し訳ありません。次のブログはいよいよ新一年生で最後になります、森内拓人くんです!
 僕の中での彼のイメージは、アニメ『炎炎ノ消防隊』に登場するマッドサイエンティスト、「ヴィクトル・リヒト」です。森内くんは非常に頭脳明晰で思考も理系の人間っぽいんですが、実は文系学部というところに魅力を感じますね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。今後のブレイクスルーにご期待ください!

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