おれにとっての”漢祭り”

明けましておめでとうございます。更新が遅くなってしまい申し訳ありません。あべりくから引き継ぎました、尼子夏年です。

まずはあべりく、改めて5000m自己ベストおめでとう。

箱根駅伝予選会後、帰ってきた瞬間から部屋で泣いて落ち込んでたけど、次の朝練習のときにはもう気持ちを切り替えて、自分の弱みを克服するためにいろいろとやっていたよね。
日体の5000mのラスト一周ではその努力の成果が出ていたと思います。

今は怪我で思うように走れない日々か続いてると思うけど、3月の学生ハーフでリベンジを果たすためにも一緒に頑張っていこう！

そして、田島も本当にお疲れ様。

当日、僕は箱根駅伝の補助員として9区の走路で待機してましたが、携帯で田島が襷をもらう瞬間と渡す瞬間は見逃しませんでした。本人は「とにかく悔しかった。」と言っていましたが、そんな中でも少しは楽しいと思えた瞬間はあったのかな？あったのなら、それはどんなときだったんだろう。

他にも実際に箱根路を走った人にかわからないことがたくさんあると思うから、ブログでぜひ書いて欲しいです。

僕個人としては、今年は応援する側でも応援される側でもない立場で現地にいました。
路肩に立つ僕の後ろをものすごい勢いで通過していく選手と、声を出して応援したい気持ちをグッと堪えて、代わりに精一杯の拍手を送る観客。
その間に立っていた僕は、いつのまにか自分が走っている姿を想像していました。

襷をもらい、渡すまでの20kmの間、この声援を浴び続けて走るのはどんなに気持ちがいいのだろう。知り合いが立ってたら気づくのかな。何を考えながら走るんだろう。

想像するだけでアドレナリンがドバドバです。でもこれが想像の中で終わることがないよう、今まで以上に頑張っていきたいと強く思います。

さて、そんな箱根駅伝から3週間弱経ちましたが、僕は昨日から始まった期末試験と期末レポートに追われる日々を送っています。
今回もかなり焦っており、ブログに費やす時間があまりなく、まとまりのない文章になっておりますがお許しください。

突然ですが、皆さんは"漢祭り"という名の記録会を知っていますか？

"漢祭り"とは、もともとは12/31に早稲田の箱根駅伝メンバー外の選手が箱根駅伝の前哨戦として臨む10000mの記録会です。箱根0区とも呼ばれていますね。

よくコーチからも言われますが、どの部活に限らず、部員には一人一人自分なりの役割があります。箱根駅伝をエントリーされた16人のメンバーだけのものにせず、チーム一丸となり16人の選手の士気を上げていく。それが"漢祭り"の、"漢祭り"に出る選手の役割だと僕は思います。

僕にとって、10/15のポイント練習がまさに"漢祭り"でした。

この日は箱根駅伝予選会の1週間前で、最終調整に入っていた予選会メンバーは〈5000m 14'50"〉というメニューを与えられてました。
僕は予選会メンバーではなかったのですが、レースとは違い一定のペースで、かつ1レーンをストレスなく走り続けることができるので、14分台を出すにはもってこいだと思い、一緒にやらせてもらいました。

あくまでポイント練習なので当然無調整で、また次の週には東海大記録会の5000mが控えていましたが、ここで自分が14分台を出し、チームにいい流れを持っていくことが自分の役割だと思い、気合を入れて臨みました。

アップの時点で自分の調子の良さと気持ちが高ぶっていることがわかり、ひたすら「いけるぞ」と自分に言い聞かせ、スタート。走り始めてからは余計なことを考えずにとにかく前についていくことだけを意識しました。
3000mを8’51”で通過。このときはまだ足に余裕があり、このままいけると思った矢先、急に足が動かなくなり3400mではもう集団の後方に。意地でもついていってやる！と思ったときにはすでに集団と離れており、あっという間にみんなの背中は小さくなっていきました。
そこからのことはあまり覚えていませんが、足を動かすことだけを考えていたと思います。4800mを14’23”で通過したとき、初めて「行ける！」と思い、力を振り絞ってラストスパート。

手元で14’55”。フラフラになりながら控えめにガッツポーズしたのを覚えています。
14分台というのは、高校時代からずっと目指してきた目標だったので、本当に嬉しかったです。
大学で競技を続けるか悩んで、入部してからも正しい選択だったのか何度か悩むこともありましたが、このときは心の底から陸上を続けて良かったと思いました。また、チームの中での自分の役割も少しは果たせたかなと思いました。

ゴールの瞬間

来年は自分が予選会を走り、チームに直接貢献し、箱根駅伝本選への切符を掴み取りたいです！まずは怪我なく練習を積んで、3月の学生ハーフで爆発的な走りができるよう頑張っていきます！

次は大貫です！
彼は何か考えてそうに見えて、何も考えてないことがよくあります！
それでも陸上に関してはとてもよく考えていて、最近では毎食のカロリーを調べて、食事管理を徹底しています。
それでは、お願いします！