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新進気鋭。
あまり自分に対して使う言葉ではないですが競走部に入部した直後の自分には今考えてみるとこの言葉を与えてもいいのかと思います。高校3年12月のラストレースを機にほぼ走ってなかった僕ですが、4月に入部が決まり再び走り込み。勢いのまま突っ走って複数箇所の骨折もしましたが入部から3ヶ月で安倍さん、田島さん、東さん、チームを引っ張っていた先輩方と一緒に北海道試合遠征に連れて行ってもらったり、ひと夏超えた10月の箱根予選会では初ハーフながら64分台と1年次はそこそこの勢いをチームにもたらせていたのかなと思います。

1年次の自分 at富津

こんにちは、半年ぶりの登場となります。2年佐藤瑞と申します。もう一回夏前に戻って気合いを入れ直したいです。
ちょうど自分の前にnoteを更新した稲生が「うまくいかない」とのタイトルで彼の足踏みしている現状に対しての自己分析が行われていました。塾高同期コンビなかなかうまくいくキッカケをつかめていません。稲生にとって明日の国士舘記録会がいい意味での転機となるように明日出場する選手の中でも特に注目し、応援しています。同じうまく行っていないでも自分の場合は明確な起点がありそこから歯車が噛み合っていないことです。
2023の箱根予選会3週間後、11月末のスーパー日体3週間前の練習でのいきなりの激痛。そこから約2ヶ月にわたるポイント離脱。チームメイトがPBを更新する中タイム計測、外側で声出ししかできない自分がとても悔しかったです。これを機に、翌年4月にはアレルギー性喘息の発症、その後も全日本予選を狙うのに重要な10000mで2度失敗、関カレ不出場など本当に何もチームに還元できず焦りや責任を感じていました。昨年連れて行っていただいた北海道の学連挑戦会にも候補には考えていただいたものの継続した練習が積めず日吉に居残り。そのまま夏合宿に突入し3次合宿で軌道に乗ってきたものの今まで上手く行ってなかった時の反動なのか、予選会に向けてのメンタルの準備がおかしいほどにできず、結果予選会ではチーム内9位、個人順位も初ハーフであった前年から120位も落とす結果になってしまいました。そんなメンタル状況でトラックもうまく走れるわけなく、かろうじて10000mで30分を切れたものの酷いレース内容だったと思います。自分から見ても、おそらく他者から見ても「まったく何してんだ」って感じです。

予選会8km地点 完全に打ち上がってます

「とにかく変化が欲しい」
今の自分に大切なのは自分の中で明かな変化を作ること。1年生の初めの勢いを完全に失ったこの苦境を乗り越えるため、正直なんだっていいと思います。部活の中でも学業でもはたまた他私生活の範疇でもどこでもいいので変えていかないとなと思います。
変化をつけるために直近で自分自身が起こした行動はメディアコムという1個上の先輩、川上さんの所属するゼミへの入所志願でした。
「メディア系に興味あるならうちのゼミ入ればいいのに」
川上さんと久々にジョグした際、そうアドバイスを頂き、一緒に走っていた島田さんも含めて「ちょうど締め切りギリギリくらいだね」、「もう少し早く相談しとくんだった」なんて話していたのですが帰寮して調べてみるとラッキーなことにその日が最終入所説明会の3日前、そして1次テストの3週間前でした。そんな計画的じゃないやついるのか、という感じではありますが変化を求める人に一番重要なことはフッ軽、なんにでも取り合えず挑戦することだと思います。説明会やネット記事を見てさらに興味を持ち、受験を決意、川上さんをはじめ周りの力も頼りつつ対策を始めました。久しぶりに明確な目標を持って取り組めた3週間だったと思います。結果は無事合格。倍率も例年4倍あたりと簡単なものではありませんが突破することができました。これが殻を破っていくための一つのきっかけに今後なっていくといいです。少なくともメンタル面では大きくプラスに作用してくれています。


最近の新作



2月初め、丸亀ハーフに出場する予定です。先ほど上原さんから学生ハーフ枠で出ることができそう、との報告を受けました。約1年半ぶりの遠征試合、東さん、安田さんと自分が主戦場にしたいと思っているハーフマラソンで他大の有力選手と戦ってまいります。多方で変化を求めている自分にとって競技面という今一番重きをおいている方面での変化を得られる大きなチャンスです。与えてもらったチャンスを活かせるようにそれまでの2ヶ月間、小さな変化を積み重ねていきます。


次は星彦です。よろしく頼むぜ。


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慶應義塾大学 競走部長距離ブロック 〜選手たちの軌跡〜
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