「走る」って難しい
こんにちは。2年の尼子夏年です。
更新が一日遅れてしまいました。大変申し訳ありません。
現在は菅平でこの夏最後の合宿を行なっており、箱根駅伝予選会までは40日を切りました。
前回ブログを書いたのが1月だったので、約7ヵ月ぶりの更新となります。何を書くか全く考えていなかったので、とりあえず2月から今までの自分について報告させていただきます。
大学初の怪我
前回のブログの最後で「まずは怪我なく練習を積んで、3月の学生ハーフで爆発的な走りができるよう頑張っていきます!」と書いておりますが、この1週間後に右足の腓骨筋を痛めてしまい、学生ハーフ出場は叶いませんでした。
去年の春以降大きな怪我をせず順調に練習を積めていたので、この1ヶ月の離脱は本当に悔しかったです。
復帰してからも怪我の再発により、走っては休み走っては休みと、なかなか練習が継続できない日々が続きました。
ようやく練習ができてきた4月には、復調のきっかけを作るために5000mの記録会に2度出場しましたが、結果はどちらも15'50"。半年前に出したPBよりも1分近く遅く、かなり落ち込みました。
この結果を受け、5月、6月は鍛錬期に。
jogの距離を増やしたり、ペースを上げたりと、がむしゃらにたくさん走りました。特に6月は700kmほど走り、自分の中で大きな自信になりましたし、少しずつ調子も上がっているのが実感できました。
そうして、いよいよ7月の合宿に向けて!と意気込んだ矢先、再び怪我に。。。
ようやく軌道に乗ってきたところでの怪我で、また大学のテスト勉強にも追われていたため、一時的に陸上へのモチベーションがかなり下がってしまいました。
7月いっぱいを回復に努めましたが、想定よりも治りが遅く、結局完治しないまま一次合宿に突入。一次合宿は一部練習メニューを変えさせてもらい、少しでも速く体力を戻すことに徹しました。
急に走行距離を増やしたことによる反動はもちろんありましたが、その分体力の戻りは早く、なんとか二次合宿、三次合宿に参加させてもらうことができました。
ただ、周りの選手と比べるとまだまだ遅れを取ってしまい、チームの足を引っ張ってしまっている状況にあるので、残り1ヶ月と残された期間は短いですが、少しでも追いつき追い抜けるよう、より一層集中して競技に取り組んでいこうと思います。
走ることの難しさ
このように2022年に入ってからすでに2回の怪我をして、前半シーズンは全く満足のいく走りができませんでした。
そして、復帰してからもうまく調子が上がらず、「走ることの難しさ」を痛感しました。
陸上競技をやっていない人からしたら、「何を言っているんだ?」となるかもしれません。
人それぞれ「走る」という行為に得意不得意はあっても、その行為自体に難しいと感じる人は多くはないと思います。今ぱっと調べた感じ、赤ちゃんも2歳くらいから走れるらしいです。
しかし、より速く、より効率的に走るために、そして怪我をせず継続的に走るために、自分のフォームを追求するとたくさんの課題にぶち当たります。
例えば、僕でいうと、反り腰、腕振りの左右差、外側接地、腹圧、猫背などが挙げられます。
それぞれの課題に対する解決策は、先輩やトレーナーさん、ネットの情報から得ることができますが、これを実践に移すことが何より難しい。
頭ではわかっていても、実際にやってるつもりでも、動画を観ると全然変わってない。jogでできるようになっても、ポイント練習や試合になると全く違う動きになってしまう。長い時間をかけてようやく解決しても、また新しい課題が待ち構えている。
大学陸上の4年間で課題が一つもなくなるということはおそらくないでしょう。
でも僕はそれでいいと思うし、なんならそうであって欲しい。
なぜなら課題があるということはまだまだ速くなれる可能性があるということだからです。
前を走る大学を追い抜くには
自分で言うのもあれですが、慶應の強みというのはこうやって「考えて走る」ことだと思います。
もちろん毎日毎日練習をして、たくさん走れば速くなるでしょう。でもそれは他大学も同じであって、それだけではすでに前を走っている他大学との差は縮まりません。
前との差を縮めるには、怪我をして途中で立ち止まらないことが前提にあり、また、ただ練習量を増やすだけでなく、走りの技術を磨くことが必要だと思います。
自分の言葉でいうとこんな感じですが、何を言っているのか分からない、という人のために、あえて他の人の言葉を用いるならば
書いてる途中に思いました。
言いたいこと全部あべりくが言ってくれてるじゃん。。。
言葉の選び方も僕より全然上手かったので、ただ引用するだけの方が読む人にとってもわかりやすいかなーと思ったのですが、流石に自分のブログなので、自分の言葉でも書かせてもらいました笑
まただらだらと無駄に長い文章を書いてしまいました。
秋学期に文学でも履修して、文章力をつけようと思います。
さて菅平でのポイントは残り一回となり、予選会までもいよいよ一ヶ月と少しです。
まずは来週末に行われる日体大記録会でこの夏の成果をしっかりと発揮して、予選会に良い流れを作りたいと思います!
次は大貫です。
この間は一日中AO指導をしており、とても疲れた様子でしたが、練習はしっかりとバチバチにこなしております🔥
よろしくお願いします!
陸の王者の挑戦まであと38日
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