初めまして、安田陸人です。
ブログの更新が遅れてしまい、申し訳ありません。そして深夜の更新、大変失礼します。
初めまして、東君から引き継ぎました、安田陸人です。
東君は、出水中央高校を初の都大路出場に導き、僕が入部する前から既に六大戦で大学陸上を経験していて、頭一つ経験値が高いので、1日でも早く追い付かねば、と僕をメラメラ燃えさせてくれます。
早くアキレス腱治して1年生を引っ張って行ってね。
では、まずは簡単な自己紹介から。
名前: 安田 陸人 (ヤスダ リクト)
学部: 商学部
出身: 神奈川県横浜市
高校: 開成高校
さて、箱根予選会まで残すところ100日を切ってしまいました。
今回は自己紹介ということで、慶應の競走部に入った経緯と、今までの競技人生、そして競技を通して感じてきた事について、長くなってはしまいますが、自分語りをさせて下さい。
まず、競走部に入った経緯について。
高校の時に三浦しをん著の小説「風が強く吹いている」を読んで、自分の大学をチームで箱根に導きたいという思いを強く持ち、東大に入ってそれを実現したいと思っていました。
まあでも思いだけは当然行けず、2回東京大にフラれて慶應に入学しました。
高1の冬に慶應の練習会に参加させて頂いたこともあり、箱根駅伝プロジェクトのことは知っていました。
慶應に入ったのも何かのご縁だと感じ、慶應競走部に懸けてみようと思い今に至ります。
次に自分の競技について。
全てを書く余裕はないので、一つだけ。
僕の競技人生で大きな転機となったのが、中3にして初出場した都大会(3000m)でした。
周りの選手は1、2年生時から都大会を経験していて、皆顔見知りばかり。当然僕は無名中の無名選手。先生から「思い切っていこう」と言われた僕は、文字通り思い切って、最初から飛び出して独走状態に。
結果、9分5秒と、自己ベストを30秒更新し決勝へ。
翌日迎えた決勝も、2000mで追い付かれるまで、単独走で飛び出して9分3秒、3位入賞。
ポッと出の無名選手から一気に都内の上位に駆け上がり、自分でもこの2日で何が起きたのかわからず、ただ興奮状態でした。
では、この都大会で僕に1番変化を与えたものは何か。それは、記録でもなく、メダルでもなく、レース中に何度も「名前をアナウンスされた事」でした。
「飛び出したのは、開成の安田君」
「先頭を走りますのは、安田君、開成中」
「先頭は変わらず安田君です」
「今日も飛び出して行ったのは、開成中の安田君」
自分の名前が競技場に何度もコールされ、世間では勉強ばかりしているイメージがある”開成”という学校の名前とともに、様々な人に知れ渡っていく事に、どうしようもないくらい快感を覚えました。
名前を呼ばれる。それだけがレース中の存在証明なのです。
この大会を機に、ほとんどのレースで飛び出して引っ張るようになりました。
引っ張ると名前をコールしてもらえて、自分という選手をより多くの人に知ってもらえます。目立ちたがり屋だけど恥ずかしがり屋という矛盾した性格の自分にとって、これ以上に自分を知ってもらう良い手段はありません。
「開成って、あの開成?部活あるんだ〜」
走っていて1番言われた言葉です。
やっぱりそう思われてるのかー、ともなりますが、開成というお陰で覚えてもらったた事も何度もあります。しかし嫌味に捉える人がいてもおかしくないので、なかなか立ち居振る舞いが難しいですが、当然嬉しいです。
慶應もよく「慶應って箱根であんま見ないよね〜」と言われる事があります。僕の友人も大体そんな感じです。
やはり、注目してもらえる事が1番嬉しいです。
今後は「先頭は、慶應の安田君」というアナウンスが競技場のみならず、SNSやテレビにも流れるよう、そして、慶應競走部の知名度を上げられるよう、4年間走り続けます。
本当は島田みたいにもう少し陸上以外のことにも触れようと思ったのですが、長くなってしまったのでまたの機会に。
拙く長い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次は、1年生のアンカー、渡辺君です。彼はなんと言っても走り方が綺麗で足速く見える。私生活では石橋叩いて渡ってそうなタイプだけど走ってる時はどんと構えてる感じ、カッコええ。
自己紹介のトリ、ご期待下さい!
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