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木村から引き継ぎました、マネージャー兼駅伝主務を務めます小林です。代交代をして、決めることや新しい仕事が次々舞い込んで来たり、頭の端には就活がちらつくなど毎日せわしなく過ごしています。充実していることは間違いないと持ち前のポジティブさで乗り切っていこうと思います!


予選会を振り返って

前振りはそんなところで、早いもので予選会から2週間が経ちました。時の流れが早すぎてあっという間に次の予選会が来てしまいそうです。結果は22位と予選通過にはなりませんでしたが、私は箱根駅伝に出場できると思っていました。この結果で、このようなことを部員ではない方に言うのは少し引け目を感じますが、チームの練習内容や雰囲気などから本気でそう思っていました。結果が分かった時は、悔しさと同時に4年生と夢の舞台に立つことが出来ないと思い涙がこみ上げてきました。何日か経ち冷静になり、「そもそもなんでこんなに箱根駅伝出場にこだわるのか」を考えるようになりました。

合唱部

何がそうさせるのか。考えた結果、中学校時代の合唱部の経験が今に繋がってるのだなと結論づけました。

ほとんどの人には話したことがありません?が、中学校の時はバドミントン部と合唱部を兼部していました。元々はバドミントンをずっとやっていましたが、音楽の先生が新しく赴任し、学校で校歌の伴奏代表をしていた私に目を付け半強制的に兼部させられることになりました。(中学3年生4月)

ピアノ時代(セーラー服に白ソックスが時代に逆行)

先生は、木村カエラさんをスーパースター歌手?にまで仕立て上げた恩師です。
好奇心旺盛な私は「先生の元で歌を習ったら超上手くなるかも!いろんな世界見れるかも!」とワクワクする気持ちだけで飛び込んでいきました。
初めは毎日が新鮮で、新しいことを覚えてすごく楽しかったです。ただ日が経つにつれて、みんなで上手く音を合わせられなかったり、はもれなかったり…歌うことの難しさとみんなで同じ目標に向かって歩む難しさ等も感じ始めました。

と、同時に沢山の事が舞い込みます。合唱部の朝練、お昼休み合唱部、午後バドミントン部(木曜日合唱部)、夜塾。夏休みは、7:00~14:00合唱、14:45~22:00塾だったのでガンダで家に帰ってご飯を食べて、爆速で自転車を漕いで塾に行っていました。塾に着いたら受験勉強だけに力を注げるみんながいてとっても羨ましかった。羨ましがってるのも束の間、朝から全力を出し切った私は疲弊し、まさかの塾の授業で昼寝をかまします。当時は先生に「眠り姫」って呼ばれていました(笑)不名誉すぎます。全然寝たくないのに。普通に限界でした。なんでこんなことしてんだろと心が荒んでいきました。

NHK合唱コンクール

私が所属していた合唱部は、創部4か月ということもありみんな音楽の実績があるわけではないので8月に行われる合唱の祭典「NHK合唱コンクール」では入賞を目標にしていました。音楽経験がある人たちだけど合唱を始めたばかりの集団なので、入賞でも出来たら大したもんです。良くわからないけど、とにかく先生についていこう、みんなで力を合わせて頑張ろうと活動していました。みんなもとにかくがむしゃらだったし、私も諦める気持ちも、すべてのことにおいて手を抜くつもりもありませんでした。体力的にはめっちゃしんどかったし、超絶泣いてましたが。

時が経っていよいよ、7月28日Nコン本番。たった数か月だけど、やってきたことすべてをぶつけよう、みんなでいい舞台を作り上げようと舞台に立ちました。今までにないくらい緊張したし、歌う寸前まで心臓飛び出そうでしたが無事演奏が終了しました。

会場にて

結果発表の時間になり、いよいよ発表です。結果は、「金賞」でした。まさかまさかの。この時、人生で初めて嬉し泣きをしました。あとにも嬉し泣きをしたことがないので人生で一度きりの嬉し泣きです。泣いたことはいっぱいあるのに嬉し泣きってあまりないですよね。
金賞を取れるとは思わなかったけど、今までやってきたことがすべて報われた安堵、みんなでつかみ取れた初めての景色、全部全部宝物で最高でした。

おでこ全上げルール

今になって

この経験が今の私の原動力になっているのかなと思っています。


みんなで力を合わせることで見ることが出来る景色があること、

一人じゃなくてみんなで何かを掴み取ることの難しさと大変さ、

それを乗り越えた時の達成感、

一緒に同じ気持ちで喜ぶ仲間がいること、

この経験があったから、今もどんな時でも諦めないしみんなが同じ気持ちなら自分が出来ること精一杯やろうと思っています。今年はもう、こんな私が最上級生です。いつでもみんなの見方だし、絶対に見捨てたりはしない。そんな気持ちです。
1年、だまされたと思ってみんなで頑張りたい。私個人としては、お世話になった4年生を箱根に連れていきたいです。サポート部隊ならOBの方も当日入れるとか。
だからこそあと1回しかないチャンスを無駄にしなくないですし、1%でも希望があるなら絶対に諦めません。

最後の最後は嬉し泣きがしたい! 

そんなところで今回のブログは終わろうと思います。最後まで読んでくださりありがとうございます。次は田口君です!よろしくね!!

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