慶應の韋駄天🐴になる 新入生④佐藤瑞
稲生から引き継ぎました佐藤瑞(さとうみずき)です。塾高時代はよく小野コーチに遅刻で怒られたね。”いのけん”と知り合ってもうすぐ4年目、私生活でも部活でも足りないところをお互い補っていこう。大学練になってから4月の最初は今まで起きたことのないような時間の朝練に間に合う時間の早起きに慣れず何回か遅刻を重ねてしまっていましたが今では朝練のない日にもある日と同じ時間に目が覚めるなんてことが3日ほど続いています。(目覚ましつけていないのに凄いですw)オフの日くらいたっぷりと熟睡したいのですが、自分の体内で早起きを習慣化しようと細胞が働いているなんて面白いですね。それでは自己紹介へ
出身:東京
出身中学校/高校:慶應義塾中等部/慶應義塾高校
趣味:旅行・海
好きな食べ物:いちご・バナナ・スイーツ全般
好きな場所:ハワイ
好きな騎手:武豊
苦手なもの:わかめ
マイブーム:BUMP OF CHICKEN サウナ
自己紹介はこれにて終わりにしてなぜ競走部入部の決断に至ったのか書いていこうと思います。というのもギリギリまで入部を迷い、色々な方々に迷惑をかけてしまいました。
昨年12月の東海大記録会後、最後の試験に向けて久々のノーラン生活が始まりました。およそ1ヶ月後試験が終了、試験最終日の放課後にいきなり友達と15kmjogをすると翌日に走れないくらいの痛みが出てきてしまい、腸頸の怪我の診断を受けさらに1ヶ月程ほぼ走れない期間が続きました。ノーラン生活は自分の趣味や友達との遊びに費やすことのできる時間が増えるのでとても楽しく、この時大学で競技を続けるモチベーションがほぼなくなったことを覚えています。実際に大学での競技継続以外の選択肢として資格勉強、留学を考えており怪我・不調・貧血などによらず自分の努力次第でどうにでもなるというところで気持ちがこちらに偏り始め、塾に出向き説明会・体験会・オンデマンド授業を受け3月末が期限の限定価格のコースに申し込もうとしていた時小野コーチから1通のLINEが届きました。このLINEが僕の気持ちを再び動かします。内容はもう一度じっくり今後について考え直してみて欲しいというものでした。今までにも何度か大学での競技継続に関して2人で話す機会を設けていただいていましたがその度に曖昧に誤魔化していました。しかしこのLINEをいただいた時はなぜかいつもと違った感情(このまま陸上をやめたら後悔するのではないか)になりました。というのも2年次の県駅伝・3年次の総体・県駅伝で個人として思い描いたような結果を出すことが出来ず競技に対して未練が残っていたからだと思います。んなんてことで振り返っていきたいと思います。
2年次の駅伝は、県新人5000mで当時の自己ベストを約50秒更新する走りで最終目標であった自身初の14分台に早くも突入・関東新人でも14分台で走り切り調子が爆上がりでしたが駅伝1週間前に溶連菌にかかり38度越えの熱を発症、結果は1区13位と散々なもの、期待を裏切ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいで稲生と帰りの電車お互い一言もしゃべれなくらい落ち込んでいました。自分の実力不足を反省し、他校のエース達と渡り合うため春休みの約1ヶ月半、かつての自分では考えられないほどの走り込みをし3月には体に刺激を入れる目的で出場した初の1500mで3分台を記録、4月にも5000m14分39秒と狙っている以上の結果を残すことができ、「総体でもしかしたら南関東」と希望を抱いていた時今度は体育の授業で重度の足首の捻挫(県総体3日前)びっこをひきながら歩いていると下半身全体の筋肉痛になり悪循環に陥ってしまいました。結果、県総体は惨敗、自分がアホすぎて悔しいという気持ちにすらなれなかったです。怪我が長引きポイントをこなすことのできない日々が続き自己流筋トレをしていると今度は腰を故障、夏に走り込むことが出来ずにとうとう県駅伝、チーム目標であった初の関東駅伝出場を果たしましたが本来チームを引っ張って行かなければならない立場にも関わらず自分のことで精一杯になってしまい走りもチームメイトに頼った凡走、結局チームに何も還元できずに終わってしまいました。
↑↑↑こんな感じの高校陸上人生、記録会で結果は出せたもののチームに何か残せたかといえば答えはNOです。後悔は少なからずありました。なので3月末の小野コーチのLINEを簡単に捉えることはできなかったのだと思います。
他にもその後にエピソードはあるのですが省略。最終的にどのようにして自分が陸上競技の継続を決断したのかというと資格や留学はいつでも誰にでもできる可能性はあるが、慶應大生として箱根駅伝を目指すことができるのは今だけだからという理由です。あまりこのようなことを言うものではないと思いますが、朝練・体幹など地道な面倒臭い練習は頻繁にサボっていたので伸び代は大いに残しています。今年3月には3年ぶりのハワイで完全にリフレッシュしてきて健康状態良好。最近のポイント練習では距離を一気に増やした分の疲労、単純な体力低下、何より実力不足でちぎられまくっていますが前向きに切り替えて「追いつけ、追い越せ」の精神でやるからには最初からエンジン全開、怪我なんて恐れず飛ばしていきます。
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短距離の叶雅の活躍には刺激をもらってばかりですがいつかは自分が刺激を与えられるようになりたいです。
次はモリモリ杉森です。彼の体力の戻りの速さには驚きます、これがポテンシャルってやつですか。さらにモリモリパワーを解放していって欲しいです。一緒に強くなろう!