「気高く飢える」
東から引き継ぎました、2年の安田です。もう今年も残り少なくなってきました。
まずは来年の5月の関東インカレ前までの目標を表明させてください。
10000m 28分45秒
3000mSC 8分50秒
必ずこれを達成して見せます。
次に、前回のブログを書いてからの4ヶ月を軽く振り返ってみます。
紋別合宿を終えて、三次合宿の菅平ではかなりいい練習内容で終えることができました。
問題はその後。3つの強化合宿を終えた体はボロボロで、左脛骨の疲労骨折が再発。箱根予選会の出走も叶わず、シーズンアウト。
今年は高校の同期をはじめ、自分のためにたくさんの人たちが現地まで応援しにきてくれていただけに、何もできずやるせなさでいっぱいでした。当日まで隠していてごめん。
いつも楽観思考しかしませんが、箱根出場に貢献できなかったことで流石に落ち込みました。
落ち込むというより、もう復帰できないんじゃないかとか、他のチームメイトに抜かれて追いつけないのではとか、普段全く縁のないネガティブな思考になってたと思います。
さて本題に入ろうと思います。
ちょうど怪我しはじめた時、保科コーチに言われて合宿所の整理を始めました。
玄関だけで終わるつもりが、気づいたら没頭していろんなところまで整理し始めてしまいました。
ある時漫画を整理していると、僕が好きな「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画が出てきました。
僕の人生観やものの考え方はこの漫画に大きく影響されていて、久々に読んでみてやっぱいいなあって感じて、めちゃくちゃ勇気をもらいました。
その中でちょっと紹介したいセリフがあります。
これは戦闘中に主人公が相棒に放った言葉です。背景を説明すると長くなっちゃうので気になる人は合宿所で読んでみてください。
かるーくだけいうと、この言葉を言われた相棒は裕福な家庭育ち、敵であるDioは貧困育ちという背景があります。
この言葉が好きな理由は「気高く飢える」という表現が慶應にピッタリでいいなって思ったからです。
まあ何が言いたいかというと、何をするにしても「飢え」とか「欲望」が僕の原動力になるということです。
ブラジルのスラム街からサッカーのスーパースターが出るのも、ある種の「飢え」が原動力になっているからだと思います。
箱根常連校と違って僕らは陸上を生業にする人は数少ないです。
駒澤大学の選手たちのような圧倒的な力を持った人を見ると、自分とは別世界にいると思うかもしれませんが、そこで終わってしまうと成長は止まってしまう気がします。
「異世界の彼らに勝つためにはどうしよう」と視点を変えてみることで、成長のきっかけになったりします。
自分も「別格」と言われたいという「飢え」や「欲望」がある限り、自分は成長できるんだと思えるようになりました。
まとめると、まだまだ伸び代を感じて自信がついたので、来春には完全復活して絶対塾記録出してやるからなっていう話でした。
次はなべりょーです。クリスマスキャンプ楽しかったね。ではよろしく。
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