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KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM 「ROOOT(ルート)」 中間発表実施レポート

皆さん、こんにちは!
KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM ROOOT(ルート)事務局です。

2023年10月2日(月)より、京王井の頭線「下北沢」を舞台に、個人・企業とわず地域の課題や可能性を掘り下げ、京王電鉄ともに価値創出を目指す共創パートナーを募集するプログラム、「KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM ROOOT(ルート)」がスタートしました。

キックオフに引き続き、3月22日(金)に開催された本プログラムの中間発表の様子をレポートしていきます。(採択企業5社の紹介記事はこちら



採択企業社による中間発表プレゼン

中間発表からは採択企業各社からの発表とともに、京王電鉄からも、将来的に実現していきたいことを事業共創の観点で発表を行いました。

stadiums株式会社 大石氏

stadiums株式会社

テーマ:下北沢と「健康」
残り2カ月間の実施計画とKPIについて、「からだと向き合うきっかけ=からだの保健室」と「からだを動かす習慣化=グループパーソナル」を定期的に実施することと、体験者を増やして認知拡大、PoC終了後に安定的に運営できる場所の選定、模索を目指します。
京王電鉄の将来的に実現していきたこととしては、「からだの保健室」のサービスの提供拡大だけではなく、“WELLNESS CITY”というビジョンに共感してくれる方々と共に支える街の共用部的な機能にすることと、各種サービスを、時間によっては未稼働となっている街中のアセットを活用し展開していくことで街の建物オーナー様等の課題解決に貢献でき、街の朝の活動量を増加させていく取り組みにもつなげていくことを想定しています。


株式会社はこぶん 森木田氏

株式会社はこぶん

テーマ:下北沢と「暮らす」
残り2カ月間の実施計画とKPIについて、Wリーグプレーオフ来場者アンケート、キラリナ京王吉祥寺従業員向けエンゲージメント調査・開業10周年記念顧客アンケート調査、下北沢の街の更なる魅力の発掘に向けた声の収集を行っていく予定です。
京王電鉄の将来的に実現したいこととして、商業施設のお客様・従業員の声を聴いて活用することと、活用商業施設ならではのVOCツールを共同開発し、他商業施設に広く展開していくことに加えて、京王沿線において街を盛り上げてくれる熱量の高いプレイヤーの発掘および発掘したプレイヤーを様々な場所に接続していく仕組みづくりを想定しています。


株式会社ペーパーパレード 畠山氏

株式会社FASHION X

テーマ:下北沢と「環境」
残り2カ月間の実施計画とKPIについて、4月中に回収BOXの設置し古着回収を開始と、5月に回収された古着の販売イベントの開催と古着を活用した商品の作成および販売を予定しています。
京王電鉄の将来的に実現したいこととして、駅での古着回収と沿線の施設でリユース品の販売を通じて、京王沿線で古着が循環するインフラの構築と、下北沢における他では真似できない新たな古着ブランドの確立を目指していきます。

株式会社ペーパーパレード 守田氏

株式会社ペーパーパレード

テーマ:下北沢と「環境」
残り2カ月間の実施計画とKPIについて、フラッグ循環による下北沢の街の価値を高める循環の仕組みの提案と、京王から出た廃棄予定の紙を回収し紙に再生・京王で活用することに加えて、循環する紙の事業化に向けた仕組みの提案を行っていきます。
京王電鉄の将来的に実現したいこととして、街路灯フラッグ(広告)アップサイクルと廃棄される事業紙ゴミの再生・循環を想定しています。


freee株式会社 小松崎氏

freee株式会社

テーマ:下北沢と「働く」
残り2カ月間の実施計画とKPIについて、SYCL・KO52 TAKAOと提携したfreee特典の拡販と、6/1 に創業支援マルシェを笹塚で実施に加えて、3/27よりオールfreeeデイ開催を下北沢SYCL by KEIOで実施します。また、「スモールビジネスはお金借りられない問題」解決のためのロードマップの検討を行います。
京王電鉄の将来的に実現したいこととして、沿線内外の事業者や商業者をインキュベートし、様々なメニューにより事業成長・事業拡大を促し、京王および沿線に還元してもらう仕組みづくりと、提供する様々なメニューが京王の持ち出しではなく、収益にも跳ね返ってくるような仕組みづくりを想定しています。


京王電鉄株式会社ミカン下北運営責任者 角田

中間発表ではキックオフと同様に、各採択企業に向けて応援コメントシートを記入していただき、採択各社および京王関連部署におけるフィードバックの機会を設けました。



最後は懇親会へ

採択各社への応援コメントシートを眺めながら懇親会での会話も弾みます

中間発表の後に懇親会を実施しました。
これまでに各採択企業、事務局、京王電鉄の関係構築も進み、キックオフ時よりも活発なやりとりが見受けられました。

「THE PERSON からだの保健室」を体験できるブースも設置しました

懇親会では、stadiumsが「からだの保健室」の実証実験を行いました。中間発表参加者が実際にからだの保健室を体験しました。



ROOOTは、6月5日に最終発表・デモデイを開催予定です。
実証実験期間での取り組みと、持続的な事業共創に向けて採択各社と京王電鉄からネクストアクションについても発表してまいります。

今後もこちらの公式noteにて、ROOOTの展開を発信してまいりますので、ぜひチェック&フォローいただけると嬉しいです!



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