続 Gメン 20代から30代が醸し出す大人の深み
2023.9.7。
仕事終わりの劇場で、Gメンオカワリ。
これについてはツイでもあげたので、このnoteは備忘録的な意味合いもあるのよね。
『Gメン』
それは全員が20代から30代が高校生を演じる映画。
主演の岸くんでさえアラサーに入ってる。
初回は、漫画を読まずに行った。
圭くん好きのタナカーだから。とにかく圭くんが観たかった。
そしてオカワリする前に漫画を70話と少し読んだ。
そこではっきり分かった。
この映画は10代ではなく、あえて大人が演じることで奥行の出るものになっている、ということを。エンタメとして軽すぎず、笑いの要素と緩急。それが出せるのがこの世代だと思ったよ。
もちろん、圭くんが好きな『賭ケグルイ』のように10代でしかできない勢い、輝きが必要なものもあると思う。
ま、そこにも『賭ケグルイ』が大好きな圭くんはカメオ出演してるけど。『賭ケグルイ』、圭くん大好きだもんなー。
でもこのGメンはキラキラしたものは要らない。
そういうのは、他のものに任せておけばいい。それがこの『Gメン』で見事に成功しているから。
いや、奇を狙ったところもあっただろうけどね。でもね、漫画読むと岸くんで正解だと思う。あの真っ直ぐな勝太は。
今現在97話まで進んだよ。
話を戻そう。
瑠東監督が信頼しているだけあって、大好きな圭くんは見事に作品の意図をくんでいる。
圭くんの落ち着きがこの映画に奥行きを持たせたかと思うと、変な掛け声を掛けておちゃらけたりする。
コメディターンでは徹底してコメディをする。場数を踏んできた圭くんだからこその落ち着きと笑いを余すことなく発揮している。そのバランスの良さ!完璧だわ!
ますます好きにさせるわ、圭くん。
感動的な岸くんとのシーンの前後。
チャリフラフラ。
いや、下手なの車だけじゃないんかーい!なるし、いいシーンの後の「フンッ」って掛け声で去るとこ。
緩急がすごい!!
目線と醸し出す雰囲気で惚れさせて掛け声で笑わす。
本当にすごい役者!!
それに呼応するかのように、岸くんも最年少ながらも主演として頑張っていたな。
アドリブ達者な人達に囲まれたら笑っちゃうよね。
瑠東監督は素笑いを見せてくれる。
これがまた、長すぎず短すぎずで、いい塩梅なのよね。だから役を生きてる姿と中の人の狭間を垣間見れる。
タナカーは中の人がみられるのが大好物。
ドクターXのスタッフさんにもそれはバレているんだけどね。
こんなん見せてくれの圭くんだからこそだよね。
ところで、八神パイセン。
映画の方がよりチャーミングなんだね。
圭くんが漫画よりチャーミングにしてくれた。安定感、コメディのバランス、素笑い、アドリブ最高!
焼きそばパンの『食べちゃう』
勝太からの依頼の『承りました〜』
言い方最高!
そしてアクション!!
OL劇場版と同じ方が指導してくれた。
太鼓判押されるくらいの運動神経の良さ。
確かに劇場版の時もすぐ覚えたって言われてたよね。
今回のアクションはアクロバティック!
しかも、その場で生まれたシーンあり!
私、ファンミもハイタッチも、1回だけだと圭くんにポーっとしちゃうから、どっちも初回見逃してた!!
それをオカワリでしっかりみてきた!!
高良健吾くん含め、大人の魅力溢れるシーン、マジでかっこいい。
そして映画の妙。
漫画の削ぎ落としとキャラの肉付け。
昭和枯れすすき、何気に大好きよ。
SEがまたいいよね!
この辺かな、前回書いてない部分。
総じて、10代では出せないものを出し切っていたのがこの年代の『Gメン』だと思った。