GS決算👆バンカメ👇決算と財政政策!
お早うございます!昨日の米国3指数は、そろって下落しました。追加の経済政策合意が、11月の大統領選のまえに決着することが難しいとのムニューシンの発言により相場は下落しました。また昨日決算のバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴは、予想を下回り、ゴールドマンサックスは、大幅増益でした。
ダウ平均 28,514.00 -165.81 -0.58%
S&P500種 3,488.67 -23.26 -0.66%
NASDAQ総合 11,768.73 -95.17 -0.80%
追加の緩和策は、大統領選前は絶望的❕❕
昨日はムニューシン財務長官が、「選挙前に何かを成し遂げ、実行することは難しい」と数カ月間に及ぶ追加経済対策協議が、選挙後に遅れることを示唆した発言をしました。
そんなことは、何となくわかっていましたよね。
ムニューシン氏は、民主党のペロシ下院議長と電話で協議したが、合意には至りませんでした。
共和党マコネル上院院内総務が推する「中小企業支援に絞った法案」の採決について検討してほしいと伝えてはいるものの、民主党指導部では、断片的な措置をすることには関心を持てないとしました。
そんなことは、何となくわかっていましたよね。中途半端は、ダメということも前から言っていたことですし。
昨日は、バンカメ、ゴールドマンの決算がありました。トレーディング収入が明暗を分けた格好になりました。
バンカメ 第3四半期決算 予想下回る👇
バンクオブアメリカの7-9月(第3四半期)は、トレーディング収入の伸びが小幅にとどまり、市場予想を下回りました。
第3四半期のトレーディング収入は、前年同期比3.6%増
予想35億ドル 結果33億4千ドル
消費者向けの事業については、17%減、また総収入は11%減
ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は、「他社のようにリスクを取らなかったので若干シェアを失った。四半期中の全営業日のトレーディングで利益を出した」と説明しています。
バンカメの株価は、5.33%下落しました。
ゴールドマン・サックス 大幅増益👆
米ゴールドマン・サックス・グループ、第3四半期決算は、トレーディング部門の好調などを背景に大幅増益となり、市場予想を上回りました。
コロナパンデミックを受けて、顧客の株式・債券取引が活発化し、トレーディング収入が全体で29%増の46億ドルとなり、競合他社を大きく上回りました。
ソロモン最高経営責任者(CEO)は声明で、市場シェアが拡大し、パンデミック後の回復に資すると述べた。
ゴールドマンサックスの株価は、金融機関が下落する中、0.21%上昇しました。
まだ、安い・・買いかもしれませんね。
FRBクラリダ・経済完全回復まで長い道のり❕❕
国際金融協会(IIF)主催のイベントで、FRBのクラリダ副議長は、「コロナパンデミック終息し、前の経済に戻るためにはあと1年はかかり、さらに完全に経済回復をするのは、長い年月がかかる」としました。
「経済活動と雇用が景気サイクルのピークだった2月のレベルに戻るまで時間がかかるだろう。そのためには金融政策による追加の支援が必要であり、財政政策も必要になるだろう」と指摘しました。
日本発行の債券購入
日本の財務省のデータによりますと、中国が、6-8月に日本発行の債券2兆2000億円相当を購入したことが、わかりました。
これは、3か月として過去最高の購入額としています。データは購入内容を明らかにしていませんが、日本国債が大半を占めるとみられています。
2016年以来の購入の急増です。米国債からの外貨準備多様化であることが想像されるとされています。
米国・生産者物価指数(PPI)予想を上回る👆
米国の生産者物価指数は、
予想0.2% 結果0.4%でした。
引用:ミンカブFX
日経平均株価は❓❕
今日の日経平均株価は、米国の追加経済対策の早期成立が困難との見方が広がり、米国株式相場が下げたことで日経平均も反落して始まるでしょう。売り一巡後は、日銀ETFの買い期待などあり底堅さも見せるでしょう。
今日の注目決算は
ウエストホールディングス、松竹、アクサスホールディングス、
引け後、日本国土開発、テラスカイ、マネーフォワード、サーバーワークス、ベクトル、ロゼッタ、不二越 など注目!
米国は、チャールズ・シュワブ、モルガン・スタンレーなど3社
今日はまた天気がすぐれませんが、良い一日をお過ごしください・・。