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2020年8月13日朝の経済日誌・モデルナ株上昇

お早うございます!昨日のニューヨークは、3指数とも上昇しました。ナスダックは、2.13%ほど上昇、ここのところ調整局面にも見えましたハイテク銘柄が牽引する中株価は上昇。しかしながら終値ベースでは過去最高値更新はできませんでした。

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ダウ平均 27,976.84 + 289.93 +1.05%
S&P500種 3,380.35 + 46.66 +1.40%
NASDAQ総合 11,012.24 + 229.42 +2.13%

米国7月消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数(Consumer Price Index)の発表がありました!

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米国7月消費者物価指数(CPI)とは、米労働省労働統計局が毎月発表する統計のことを指します。消費者が購入するモノ、サービスの物価の動きを把握するために統計指標のことです。国民の生活水準を示す一つとも言えます。

米国7月消費者物価指数(CPI)前年度比

さて、前年度比予想0.7%に対して、結果は1%でした。

先月の0.6%を大きく上回りました。

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米国7月消費者物価指数(CPI)前月比

前月比予想0.3%に対して、結果0.6%でした。

前回は0.6%でした。

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個別で見ますと、自動車、衣料などの上昇が目立ちました。

コロナ禍に伴う需要の落ち込みがありましたが、行き過ぎたデフレ、行き過ぎたインフレに傾く可能性はないとしました。

ムニューシン長官話にならないと発言

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ムニューシン米財務長官は、景気対策について「1兆ドル超」と主張しました。民主党が掲げている政策(2兆ドル規模)に対しては、1度にすべてをする必要はないとしており、来年1月に再度協議したいと含みを持たせました。結局合意ならずでした。

また決算発表は、シスコシステムズ!!

シスコシステムズ4月-6月決算発表

シスコシステムズ決算は、昨日決算発表をしました。売上高と利益の見通しはともに市場予想を下回りました。

売上予想6.87%:減   結果:9─11%減

1株利益:予想0.76ドル 結果:0.69─0.71ドル

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コロナ禍の影響もあり、サプライチェーンに影響が出ていることが原因といえます。シスコの株価は時間外取引で6.34%下落しました。

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モデルナ政府と1億回分の契約

モデルナは11日、開発中の「mRNA-1273 」を1億回分製造・供給する契約を米政府と結んだと発表しました。

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金額は最大15億ドル(約1600億円)です。米政府は4億回分を追加購入できるオプションも与えられました。トランプ米大統領は、モデルナの「ワクチンが承認され次第、1億回分を迅速に製造する軌道にある」また「我々は最も先進的なワクチン開発の計画を進めている。米国民にワクチンをすぐに届ける準備が整ってきている」と会見で述べました。

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昨日時間外で8%上昇し、昨日は69.52ドルで引けています。ただし本日は時間外で売られています。

本日の日経平均株価は上昇?!

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本日の日経平均株価は、上昇して始まるでしょう。昨日のアメリカの市場の上昇を受けて、また、米国のワクチン開発が順調なことを受け、日経平均株価は、上昇するでしょう。特に最近調整局面だったハイテク銘柄など買われる可能性があるでしょう。ただしお盆休みということもあり薄商いでしょう。23,000円の大台にのるのか?見どころです。

今日も、暑そうです。

お盆休みの方も、お仕事の方も良い一日でありますように!



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