一変楽観ムード~スエズ座礁で原油高👆
週末の米国3指数は、上昇❕❕金融、ハイテク、ヘルスケアなど幅広い銘柄に買い注文が集まりました。FRBは、銀行に対して、6月末で増配を認めると発表しました。3月個人消費支出と個人所得は2月に減少しましたが、市場は、一変して楽観ムードです。また、スエズ運河座礁が長期化の可能性があり、そのことにより原油価格全般上昇しました。
ダウ平均 33,072.88 + 453.40 +1.39%
S&P500種 3,974.54 + 65.02 +1.66%
NASDAQ総合 13,138.72 + 161.04 +1.24%
FRB、銀行増配制限終了で、楽観ムード👆👆
米連邦準備制度理事会(FRB)クオールズ副議長は、25日、6月末で増配を認めると発表しました。
コロナショックを受け昨年導入されました金融株の足かせとなってきた規制を終了する方針を示唆しました。
ただし、次回のストレステスト(健全性審査)を、十分な資本を確保して通過する銀行に限るとしています。
FRBの声明によりますと「配当と自社株買いを巡る緊急制限は「大半の銀行」で緩和されることになる」とFRBは説明しました。
今回の決定は全会一致で承認されたようです。
JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの4大米銀を含む大手銀行の株価は上昇。
バンクオブアメリカ38.68ドル2.71%上昇👆
米個人消費支出一時的に下落👇
米商務省が26日に発表しました2月の個人消費支出(PCE)は、▲1%ほど減少しました。予想は、▲0.8%でした。
ただ、今後また、新たな対策により1400ドルが、多くの米国民に直接給付されることから、3月の所得と支出は急増するとみられています。そのため、市場はスルーでした。
フィラデルフィア連銀ハーカー氏インフレ心配ない👆
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、米国のインフレ率は金融当局が目標とする2%をやや上回る水準で抑えられるとの見通しを示しています。
また債券利回りの上昇については、「楽観が広がっている明るいサイン。人々は経済について楽観を強めている。インフレ率に関する予想は、徐々に2%に上昇するというもので、今年の予想は、2.1%程度への上昇で、手に負えなくなるとはみていない」と述べました。
ただし、ハーカー総裁は、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持ちません。
ダラス連銀カプラン氏 2022年に利上げ👉
24日に、ダラス連銀のカプラン総裁は、米金融当局による来年2022年の金利引き上げを予想すると明らかにしていました。
また、カプラン総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の金利予測分布図(ドット・プロット)に言及し、「2022年の利上げ開始を予測するドットがいくつかあった。私はそうしたドットの1人だ」と述べています。
カプラン氏は今年の経済成長率が6%になるほか、失業率は4%に低下するとそれぞれ予想しています。
「FOMCが最大限の雇用と物価安定の確保という2大責務の達成に向けて前進するのに伴い、異例の金融措置の一部を解除するプロセスをすぐにでも開始することを支持する」としていました💦💦
ただしカプラン総裁も、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持ちません。
結局株価は、FRBの動きを監視することに尽きますね~~~( ;∀;)
スエズ運河での座礁、長引くと原油価格に影響👆
スエズ運河で巨大コンテナ船が座礁し、船舶の往来を妨げていることで、世界の海上貿易に混乱が起きています。
迂回を余儀なくされる貨物船やコモディティー積載船は増えており、物価上昇につながるとの見通しも強まっているようです。
米ホワイトハウスのサキ報道官は、26日に記者団に対し、「エネルギー市場に一定の潜在的影響はあると考えている。バイデン政権として市場の状況を注意深く見守っている」と述べました。
長引くと問題がありますね・・。
WTI原油価格 1バレル一時60.84(+3.9%)上昇👆
この事故により、スエズ運河の閉塞が数週間続き、供給が逼迫する可能性があるという懸念から、WTIの石油価格は、3.9%上昇しました。現在は、1バレルあたり60.73ドル(+3.71%)です。
先日、ゴールドマン・サックスは、北海ブレント原油価格が、下落に転じている今が買い場とみています。
下記記事参照👇
ブレント原油64.38ドル+3.92%👆
ブレント原油は、昨日64.38ドル+3.92%でした。理由は違えど、1バレル=80ドルぐらいなら行きそうな勢いですね。
今日は、天気が良いです。今日はお花見日和ですね・・。良い一日を💛
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