子育ては何をするのかしないのかよりも大事なことがある
初めての子育ては不安いっぱいだった。
保育士をしていても
生まれたての新生児のお世話なんてしたこと
ないじゃない。
そんな不安いっぱいな気持ちと同時に
不思議なことが起こりはじめた。
我が子を育てていると
自分の子どもの頃の記憶がよみがえってくるんだ。
いい思い出よりも
嫌な思い出したくないことばかりよみがえる・・・
でも、これがわたしがわたしの人生を生きる
きっかけだ。
親の期待に応える人生を頑張っていたことを
子育てすることで気づいてしまったんだ。
いつの間にか自分の人生ではなく、
母の為の人生になっていたことに気づかず、
大人になっていた。それも出産するまで
気がつかないという長さ。
知らぬ間に母の夢を叶えてあげていたんだなぁ。
どんどん自分が崩壊していった・・・
それは反抗期という反抗期がなく、
親にどっぷり依存して育ってきたわたしに
起こった遅い、遅い反抗期だった。
母にも相当嫌な思いやら心配をかけて
しまったと思うけど
わたしはわたしの子育てがしたかった。
わたしのやり方で子育てしたかった。
だから、子育てを通して
わたしはようやく親から自立すること
ができたんだ。
結婚する時、親から
「おまえ、地元の公務員なんだから
家を継いでくれないか」と言われ、
孫の面倒は全部見てくれると言ってくれたけど
それを選択しなかったわたしに
Good jobを送りたい。
子育てを通して蘇る嫌な思い出は
わたしの内側の声だった。
あの時、忙しすぎて自分の内側の声を
ちゃんと聴いてあげられなかったから
すごく混乱してしまったんだよね。
でも、今ならわかる。
自分の人生の中心は自分
あなたの人生の中心はあなただけのもの。
それなのに
つい自分の声より他人の声を優先してしまう。
親の声
旦那の声
ママ友の声
先生の声
会ったこともない子育て評論家の声
世間の声
etc
他人の声を優先してしまうのは
自分に自信がないからではなく、
まだ起こりえない未来に不安があるからなんだ。
人の悩みのほとんどは
まだ起こってもいない未来にあるということ。
でもさ
でもさ
やってみないとわからないじゃない!
未来なんて誰もわからないんだから。
子育ては子どもに何をしてあげるか、
子どもに何をしない方がいいのか、
子どもの為に何がいちばん大切なのかを考えることも
とっても大事なことだけど
ママがサボっちゃけいないことは
自分の内側のこころの声を聞いてあげること。
仕事をやめた方がいいとか
子育てに専念した方がいいとか
そういうのだけじゃなくてね。
自分はどうしたいか?が常に常に大事なんだ。
子育て方法もたくさんあるけど
その中で自分は何を採用するのか?
自分の内なる声と相談して
自分で選んで
自分が決める。
それが人生主体的に生きるということ。
つまり自己責任で生きること。
自己責任で生きることでひとは自立する。
実はわたしは親に依存して生きてきたから
自分で決めることが怖かったんだ。
子育て相談で出会うお母さんたちもわたしと
同じひとが多かったんだよね。
だからわたしは相談を受けても
絶対に依存させなかった。
大事なことは自分で決めること。
わたしは決断できるまでのサポート役であり、
決断した後は応援する役に移行する。
子育てはどうしても子どもに意識が飛んでいくけど
自分とじっくり向き合う時間って大切なこと。
でも、じっくり向き合うなんてって無理だと
諦めないで!
自分の声って大それたことではないのよ。
「あ~今日疲れた。外食しよ」と湧いて出る内なる声。
「えー!また外食~、お金かかるじゃん」
とセルフトークがはじまるんだけど
「本当はわたしはどうしたいのかな?」
と問いかけてあげればOK!
自分の声を無視しない。
あなたの人生の中心は常にあなたなのですから。
※募集終了いたしました!
たくさんご関心いただき、ありがとうございました。