8年間の摂食障害を経たからこそ描けた起業の夢
こんばんは。けぇこです
結論、私は28歳(現在私は23歳なので5年後)までに自分と同じ摂食障害で苦しむ人達を救う事業を立ち上げたいと思っています。
私の摂食障害事情を知らない方は上記の記事に記載しておりますので、是非ご一読ください。
理由は言うまでもないと思うけど、
きっかけは自分が摂食障害で辛い日々をずっと送る中、私が摂食障害である事に気付いてくれて一緒に治そうとしてくれた人がいた事。
その人のおかげで今まで一人で抱えていたものを一人で背負わなくて良い、自分を受け入れてくれる人がいるという安心感と、周りに摂食障害であることを伝える勇気を持つことに繋がり、私の人生が良い方向にガラリと変わりました。
そして今度は私が他の摂食障害の方の人生を変えたいと思ったから
じゃあ、実際どうやって摂食障害の人を助けるの?って
私にもこれが正しい!と言える自信はありませんが、摂食障害に関することでやりたい事は現在3つあります。
1. 食べても罪悪感の少ないワッフル屋さんを経営する
2. オンラインで摂食障害に関するグッズを販売・コミュニティの場を作る
3. 世間に摂食障害の認知や正しい対処法の知識を広める
上記全てに共通するのは、"私があったらいいなと思うもの"であること
一つずつ説明します。
1. 食べても罪悪感の少ないワッフル屋さんを経営する
これは私が専門学校の卒業制作でやった事なのですが、私の場合「食べた時に罪悪感があるのが原因で嘔吐に走るから、食べても罪悪感のない、むしろ食べるほど健康的で綺麗になれるものがあれば良いのにな…」という想いから出来たものです。
↑実際の展示と、ネタで作った卍ワッフルと一緒に撮った当時の私がこちら
これを実際に経営して、
摂食障害の事を知らない人や、摂食障害予備軍の人達にとって「カロリーや罪悪感を気にせず食べれるちょっと変わったワッフル屋さん」として、
摂食障害当事者の方達にとっては、リアルなコミュニケーションの場になったら良いなぁと思っています。
摂食障害の方のみで運営することにより、「理解者しかいない職場」として摂食障害の方の社会復帰になれるのではとも考えています。
卒業制作の発表等で公に摂食障害とは言えないので、ターゲットをJKとして見栄えの良いハート型のクッキーとか乗せたりしてますが、グルテンフリーである事や、大豆やナッツ、ドライフルーツを使う事で美容に気を使う(食べるほど綺麗になれる栄養素が摂取できる)点が罪悪感の少ないポイントになっています。
余談ですが、私が当時作ったロゴは「美と健康を兼ね備えて女性へ」というコンセプトで、"ワッフルの編目"と"美と健康"掛け合わせて美と健康を編んだワッフルみたいな意味合いにしてて、我ながら結構気に入ってます(照
ただ、最近はワッフルの時点で罪悪感を感じる人が出てくる可能性高いなと思い始めたので、吸収食(当事者が躊躇せず食べることが出来る食べ物)専門のレストランを作る方が良いかなと思い始めました...笑
何にせよ、絵を書くのが好きな友達に店の外観や店内に飾る絵を書いてもらったり、管理栄養士を目指す妹にメニューを考案してもらったり、これから出会う摂食障害の方達で楽しく店を回したり…そんな事を考えるのがとても楽しい、私の夢です。
2. オンラインで摂食障害に関するグッズを販売・コミュニティの場を作る
摂食障害のグッズって何ぞやって思う方もいらっしゃると思いますが、
「吐く時に歯が胃酸で痛まないようにする歯のカバー」
「吐いた後の喉を徹底的にケアするのど飴?」
「嘔吐によって失われる栄養分を取り戻すサプリ」
漠然とした案ですが、こんな感じのものがあれば良いなぁと思うので、それを誰でも手に入るようにオンラインで販売出来たら良いなぁと…
上記のワッフル屋さんでも販売するつもりなのですが、どうしても現地に足を運んでくれないと販売出来ないし、リアルな交流も出来ないですよね。
その欠点を埋めるべく、私のWeb制作の経験を活かしてECサイト兼コミュニケーションサイトとなるようなものを作るのはどうかなと思うのです。
検索で調べて出てくる信憑性のない情報より、もっと摂食障害の人達にとって有益で正確な情報を得られたり、よりもっと摂食障害の方達と繋がりやすくなったり、ゆくゆくは世界でも…なんて考えたりもしてます。
[追記(2020/4/25)] 自分が摂食障害である事を身近な人に言えないって悩んでる人が多いので、それを代弁するコンテンツとか盛り込んでいきたいなと思っています。
3. 世間に摂食障害の認知や正しい対処法の知識を広める
摂食障害の間違った知識や対処法でより病気が悪化する事を耳にすることがあります。
例えば、
・摂食障害になった子供に大して良かれと思って取った言動がかえって病気を悪化させてしまう
・精神科に行ったものの、医師の摂食障害に関する理解がない為、病院に行くことを拒絶してしまう
前者に関しては、親が治そうと努力しているのに。後者は当事者本人が摂食障害を治そうとする意思があるのに。本当に勿体ないです。
そもそもの世間の間違った認識や無知を改善していくことで摂食障害の予防市場を作ることに繋がれば良いなぁと思っています。
例えば、摂食障害の曲とか作れば世間一般の人が摂食障害の方の心の声を知る事が出来るし、摂食障害の人達にとって失恋した時に失恋ソングを聴くような感じで共感で気持ちが落ち着く。なんて事が起こるんじゃないかなぁとな考えたりしてます。
でも何より、私一人だけではなく、摂食障害当事者の方達でたくさんアイデアを練って実現していけたら1番だなと思いますね。
私一人の経験に基づいた意見が全てではないと思いますし、摂食障害になるきっかけも違えば克服の仕方も人それぞれなのでたくさんの意見を受け止めた上で意思決定をしていきたいです。
最後に
上記を実現する為に、資金・人員・戦略・組織作り…必要なものは沢山ありますし、私も社会に出たばかりでまだまだ未熟です。
文頭で述べた通り、28歳までに上記の事を行うような事業を作っていきたいという事は変わらないので、これからも市場分析と戦略考案、資金調達、資産となる仲間集めに尽力していきたいと思います。
この記事を見た人はきっと摂食障害に興味関心がある人、現に摂食障害を抱えている人、過去に摂食障害の経験をした事がある人、はたまた私と同じ摂食障害の人を救う事に興味のある人なのではないでしょうか。
もし、私と一緒にこれらをやりたいという方がいらっしゃいましたらコメント等でリアクション頂けると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊