世界を旅するキッチン：アルジェリア料理

週末は花散らしの雨になりましたが、まだ今週は見頃ですね。さて週末バタバタしていましたが、今回の世界を旅するキッチンは、アフリカ大陸がまだ少ないことに気づき、ア行続きでアルジェリア料理🇩🇿に挑戦してみました。

アルジェリア料理といえば隣国のチュニジアやモロッコと近く、国民食のクスクスのイメージですが、ベルベル人、アラブ人、トルコ人のミックスした食文化は、フランス植民地時代の影響で洗練された印象で日本人の口にもよく合いますね。異文化の混ざった地域は、料理も多様・複雑で美味しいという法則。余談ですが、サッカーのジダンや「異邦人」の作家カミュも仏領アルジェリア出身で、「ペスト」もアルジェリアが舞台ですね。

今回は、久しぶりにタジン鍋を使って牛肉のクスクスと、たっぷりの野菜とクミンの香りが食欲をそそる野菜のスープハリッサ、シナモンにレモン風味が爽やかなスープ・ショルバ・ブランに、意外にもアルジェリアでよく食べられるポテトと挽肉の春巻を作ってみました。それにしてももう4月ですね！