末っ子支援会議を終えて感じたこと
先日、末っ子の支援会議が行われました。
参加者は、相談支援員、放課後等デイサービスの担当者2ヶ所、学校の先生、保護者
この会議を終えて、彼の支援体制が三兄弟の中で最も整っていると感じました。
なぜ彼の支援体制が整っているのか?
それは、支援に関わるそれぞれの方々が、彼を深く理解しようと努めてくださっているからです。しかし、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
過去を振り返ると、兄たちの支援会議は回数が少なすぎて、なかなか意味を見出せないものでした。私自身も、うまく思いを伝えられず、支援の輪を広げる力が足りなかったと感じます。
それでも、少しずつ会議の回数を増やし、私自身も伝え方を工夫してきました。その中で意識してきたのは次の点です:
• 小さな困りごとでも報告してもらうこと
• 些細な気づきでも共有してもらうこと
• 私自身も息子のことをもっと知りたいという姿勢を持つこと
• それぞれの場所での支援の目的を明確に伝えること
過去の失敗
これまでには、相手を信じきれず責めてしまったことや、小さな変化に気づいていながらしっかりコミュニケーションを取れず、結果として息子が怪我をしてしまったこともありました。また、何度伝えても意図が伝わらず、苛立ちを感じた経験もあります。そして、関係が軌道に乗ったと思うと、担当者が辞めてしまうことも度々ありました。
学んだこと
支援の形を模索し続ける中で、彼の生活がよりスムーズになる支援が実現しつつあります。
大切なことは、立ち止まった時に本人を仲間はずれにしないことです。言葉が話せないことはハードルにはなりますが、本人を無視する形は避けたいと思っています。
支援が整えば整うほど、彼自身の世界も少しずつ広がっていくのを感じます。
彼が何に困り、何を苦しみ、何に楽しみを見い出すのか。そして、どんな環境を好み、どのように人と繋がり、どんな支援を続けていくことを心地よいとしているのか。
その答えを探しながら日々過ごしています。
結局のところ、人とのご縁と本人を仲間はずれにしないことが息子たちの幸せを導いてくれるのだと信じています。どんな困難があっても、息子たちの気持ちを尊重できるようにし、関わってくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに歩んでいきたいと思います。