自信のありか
根拠のない自信を持つオージーって多いな。という記事を書きました。
https://note.com/keikogee_nlp/n/n4dc0c021937a
どこから来るのこの自信?と思うこともあるけれど、
実は根拠のない自信ってとても大切なんです。
根拠がある自信はその根拠が崩れると自信も崩れるから、です。
移住してきたばかりのころ、よく感じていた劣等感がありました。
それは日本では大手の会社に勤めていたり、いい大学を出ていても、海外に来ると全く、知られていなくて、ただの普通の人になる、というのに似ています。
私は児童英語教室を経営していたのですが、英語話せるのが当たり前の国に来たので、そこは特筆すべきことはありませんし、日本語はそんなに重宝されません。(習っている子供たちはいるけれど)
結局日系の日本語力が重宝されて英語もつかえる、そんな仕事場を探すことになります。反対に言えば、一般のこちらの会社ではネイティブ並みでない自分の英語に苦労をすることになるのです。
銀行員であった過去とか、英語講師の過去とか、あまり使えるバックグラウンドととはいえず、何ができるの?と聞かれるたびに、ずーんと落ち込む。そんな自信のなさと付き合ってきました。
日本では○○商事のXXです、なんて自己紹介しますが、こちらでは「私は教師です」とか、「私はエンジニアです」と、自分の会社や肩書でなく職業をいいます。
○○商事に入った自信は、リストラにあったり、やめてしまえば使えなくなります。その会社で培った実績は経験をもとに自信にもなりますが、このご時世、経験値さえもすごいスピードで重宝されなくなります。
実際、10年後にどんな職業が消えて、どんな職が出てくるかはわかりません。
なんか、しらんけど、多分、私なら大丈夫。
そんな自信を持つことは、実はとても強いのです。
心配ばかりしている人は、一度、そんなことを自分に言ってみるといいですね。
反対に根拠ない自信だけで生きている人は、未来のシュミレーションをしてみると、何を具体的にやるといいのか、が見えてきます。
元々自信があるのだから、行動したら結果はついてくるでしょう。
子育てをしていると、子供たちの人生は
なんかしらんけど、あなたたちなら大丈夫。
と思えてきます。
心配性だった母も随分と信頼ができる母になりました!
完璧なんてことは一切ないけれど、あの時に、出来うる限りのことははしたんだな、あれがベストだったんだきっと。と思えるからだと思います。
得体の知れない自信をもって、きっと自分はその時その時のベストを生きてきたことを認めてみましょうね。
自信は積み上げなくてもいいんです。今ここにある自分を感じて、信じていれば。