50代後半独身女サラリーマンの現状　#21

８回目の転職に成功して
そろそろ３か月が経とうとしています。

しかしながら
今年の３月末を持って退職することにしました。

仕事は好きなんです。
元々私の真骨頂的分野だし。
（ＰＲとか広報とか広告とか、あとは企画制作系）

理由は
雇用条件の、ちょっとした解釈の相違です。

「週休２日(土日)、たまに日曜当番あり」

最終面接のとき、この
「たまに」的表現が気になり確認したところ

「当番制だし、難しい時は変わってもらえるから大丈夫」と回答され
安心して入社したところ

入社して２週目、
早速日曜日に全員出勤デー。
あれ？当番制では？？

質問してみると

この日は年に1回のことだから仕方ないの、
だから平日に振替休日とってねと
やんわり休日出勤を促されました。

そしてなぜか
その翌週も、全員土日出勤という号令。

へ？なんで１週間前に言うの？？

平日に振替休日はもらえるって言っても
部内で休みが被らないよう
調整し合う先輩たちを見ていたら
私も１日ずつしか取得できないし（うう、小心者）

20年以上、週休二日制に慣れているので
身体も休まらずイライラが溜まってきた私。

しかし諸先輩方は
（年下だけど）
これが当たり前で働いているし

来週はようやく土日に休めるし
入社２週間目で休めないことを愚痴ったら失礼かなと思って
グッと我慢していたら

なんとその次の週の土曜日も
特別企画が行われるため
担当部署全員出勤日だと知り
マジでキレ･･･、いえ萎えました。

加えて
入社して半年間は有給休暇がなく
もし土日休めたときでも

誰も出勤しない年末に
わざわざ出勤しなくても済むよう
週休２日のうち、どちらか１日を
その年末有給休暇としてためておいたほうがいいよ
と親切なアドバイスをいただくというｗｗ

「は？なんじゃそれ」

さらにさらに
これをやり過ごしたとて

担当業務で外部の土日イベントが
これから目白押しなことを知り
「ああ、これはもう確信犯だ」と納得。

そういう職場のせいか
私以外ほぼ全員が大変な甘い物好きばかりで
常に何かを食べながら働いていて
（目の前に菓子パンやらお菓子系を並べている）
同時に、強烈な言葉遣いでエキセントリックな会話が常で

社内のＩＴ化が殆ど進んでいないことから
仕事の話を直にしなければならず
私も多少ノリを合わせて会話することも必要だったりして
（Teamsはあるけど、個人チャットや
外部とのオンラインミーティングが使用不可という謎）

社員同士のやり取りは
Outlookメール一択で個人のスケジュール管理とはつながっておらず
Googleアカウント１つを部署全員で使いまわしながら
Zoomを使ったり
Googleカレンダーに部のスケジュールを共有していくという
デジタルという名のアナログな行為が日常です。

社員同士のスケジュール管理は
KING OF TIME と呼ばれる勤怠管理上でしかなされておらず
（それも本人でしか確認できない）

要は、ツールは導入しているけど
それぞれが独立してネットワーク化されていないので
（なぜならばＩＴ専任の部署がないｗ）

社員同士はもちろん上司とのミーティング予約は
直に会って打合せするか電話するしかなく
（社用携帯はＩＰなので外部では使えない）
誰がどこにいて何をやっているか
全くわからないという寛大すぎる環境。

（Teamsグループチャットは使えても
発端は個人同士でまず打合せしてからになるので
記録メモに近い感覚かなと）

こんな感じで
議事録は取らないのが当たり前だし
取引先ミーティングはもとより
社内でも常に「言った言わない」騒動してるし

上司の気持ち一つで良し悪しが常に左右される日常で
大事な案件の進行が数カ月ストップしている案件も
数々あると知ったときは
タイムスリップでもしたような眩暈が起きました。

発注先にも支払いを数カ月行っていないまま
ストップしていたため
仕方なく心を強く持って
その上司に案件の滞りが起きないよう交渉するのが
私には関の山でした。

あと数年で還暦を迎える身とはいえ
（といいつつ、ここには70歳近くで働いている人もチラホラいて嬉しい）

ここに居つづけたら
きっと私も同化してしまうという焦りも手伝って
来季の人員編成が行われる前に退職を申し出ました。

他にもここには書ききれない
不思議案件がたくさんあり
絶賛、立ち眩みが頻発中で
本音はすぐに退職でもいいと伝えたのですが
次が見つかるまで、3月末を目途にしてほしいと言われました。

とりあえず
近く診断書をとって職安に行こうと計画しています。
（我ながら疑問を感じてはいる）

しかし、この冬休みは
打って変わって
おかげさまで命の洗濯のような時間で

大好きなサ活三昧に
明治神宮へのお礼参りと初詣
好きなアーティストのギャラリーを訪ねたり
都内の人気スポットへ初日の出を観に行ったり
ボディトリートメントやら
バンドの練習やらメンバーたちとの忘年会やら
好きなタイミングで好きな場所に出かけ
寝たいだけ眠れるという

何ともこの世で最も贅沢で幸せな
ひとときを過ごすことができました。
なんだかんだ言って感謝しかありません。

それにしても
幸せは過ぎていくのが早い(笑)

不思議案件満載な職場とはいえ
これもご縁なのかもしれず

あと残り３か月ともなれば
大切に過ごしたい気持ちも強く
できる限りのことはやってから去りたいと
思えるようになりました。

同時に自分のこと
次の働き方をどうするのかも
決断しなければならない緊張感もあり

そろそろ次の投稿では
見通しを書くことができたらなと考えているところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからますます寒くなるので
お互い体調管理に気をつけて冬を乗り越えましょう！