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言いまくることで手に入ったこと

資格は取得することよりも、取得してからどう活用するかの方がずっと重要だ。

昨日、ファイナンシャルプランナーの資格取得の経緯についてを記載したが、資格取得の段階から「ファイナンシャルプランナーになりたいです」と言いまくったことで、私の人生は加速する。

チューターという立場で受講していた私は、講座の中で先生のアシスタント的な役割を果たしていたので、常に先生の近いところにいることができた。

科目別に先生は違ったものの、私は誰に対しても「先生のようなファイナンシャルプランナーになりたいです」と言い続けた。その甲斐あってひとりの先生から声をかけられる。

「今度、会社を立てようと思っているのですが、手伝ってもらえませんか?」と。

願ってもみない機会。喜んで引き受けることにした。

声をかけてくれた先生は、同じ学校の行政書士の先生と一緒に事業を作ることにしたという。

そして、それぞれがひとりずつを誘って4人で会社を立ち上げることになった。

専業主婦だった私からしてみれば、働ける場所が得られただけでなく、仕事の仕方を一から教えてもらう機会でもあった。

銀行員だった私はパソコンの使い方もろくに知らず(銀行では特有の端末を使うため)、メールアドレスを作るという初歩的なことから教えてもらったと思う。

大企業の会社員と新しく自分たちで作った会社では、考え方もやることも全く異なり「稼ぐ」という意識も変える必要があったし、全てが勉強だった。

このようにして私のビジネスライフが始まっていく。

やりたいこと、欲しいことを「率直に言う」ということを推奨している私だが、今までに言いまくることで手にしたことは数知れない。

いくつか挙げてみると・・・

・憧れのファイナンシャルプランナーとビジネスパートナーになることができた
・雲の上の人とデートすることができた
・著名人と会うことができた
・連載を始めることができた
・本を出版することができた
・欲しいものをプレゼントしてもらえた
・行きたいところに連れて行ってもらえた
・食べたいものをごちそうしてもらえた

などなど。

そして、言いまくる時のポイントだが「〜〜させてください」とお願いするのではなく、あくまでも「〜〜したいです」と希望・願望を言葉にするということ。

ダメ元でお願いすると言う手もあるが、お願いすると相手に負担をかけることになる。それが、毎回積み重なると関係が対等のものではなくなり健全な関係性が築きにくくなる。

希望・願望を言葉にしている分には誰にも迷惑をかけることはない。

実はこれは世話好きの人を動かすおまじないの言葉にもなる。

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