七転び八起きの呪縛から離れたとき穏やかな生活が待っていた
「七転び八起き」という言葉がとても好きでした。
何度転んでも(失敗しても)立ち直るという意味です。
同じような言葉に「転んでもただでは起きない」という言葉がありますが、こちらは失敗しても何かを得るという意味があります。
困難なことがあっても乗り越えるということはとてもカッコよく思えましたし、どんなことでも糧として生きていくそんな自分に酔っていたところさえありました。
ある人に「起き上がるためには必ず転ばないといけないんだよね」と言われたとき、大きな衝撃を受けました。
どちらにしても前提に「転ぶ」必要があるということです。
思い返すと、平坦な道とイバラの道が目の前にあったら、必ずイバラの道を選んでいたような気がします。
気がする・・・と言うのは無意識なんですよね。
それまではわざわざ自分から転んでいたのですね(^^;;
起き上がるために・・・
うまくいかないことを自分で選んでいるのかも
人生は「選択」の連続です。
まさか転ぶことも自分で選んでいたとは!
新しいことにチャレンジすることは今でも好きですし、失敗を恐れずにガンガン進むことも時には必要です。
うまくいかないことから学ぶことは大きいのも確かでしょう。
しかし、わざわざあえて失敗する必要もないわけで・・・
そこに気づいてから、自ら転ばなくなりました。
うまくいかない→うまくいく
この方がBefore→Afterの差が大きいので、気持ちが高ぶります。
でもそのまま進んだらもっと早く、もっと大きく進むことができ、穏やかながらもしあわせを感じる時間が増えた気がします。
自ら転んでいないか、振り返ってみてもいいかもしれませんね。