祝日とラーメンとありがとう
昨日は復活祭でした。キリスト教の宗教的行事なので、キリスト教徒ではない私にとっては本当の意味で理解はできない行事ではありますが、イタリア人の生活においてはクリスマスと並ぶ祝日であるのは間違いありません。例年であれば、舅さんや夫の親戚といっしょにお昼ご飯なのですが、今年はなし。とても良いお天気だったので、小さなベランダに小さなテーブルを置いて、先日届いた食材を使い、2人でラーメンを食べてすませました。
焼豚の変わりにモルタデッラ(ボローニャ風ソーセージ)。ボローニャ風ラーメン?!「豪華な昼食を作れない嫁で悪いねえ」というと、夫は「美味しいよ、これ」と食べてくれました。ありがたい、ありがたい。
昨今、「ありがたい」と思うことと「憤る」ことの狭間で、なかなかフラストレーションがたまってます。でも今日は祝日なので、「ありがたい」ことだけ書くことにします。
お天気が良くてありがたい。
家にいることで助けになる、と言ってもらえてありがたい。
家にこもっていられるのは、食料と生活必需品が手に入るから。
スーパーの店員さん、ガードマンさん。
食べ物を作ってくれる方々。
トイレットペーパーなどの生活必需品を作ってくれてる方々。
商品を梱包して、持ってきてくれる方々。
皆さんにありがとう。
水と電気とガスを送ってくれてる方々、ありがとう。
ゴミ収集に来てくださる方々、マンションの掃除担当の会社の方、ありがとう。
インターネットを使えるようにしてくれている方々、ありがとう。
いざという時の為に助けてくれる薬局の方々、ありがとう。
町中を走り回る救急隊員とボランティアと警察官の方々、ありがとう。
そして、病院の中で戦ってくれているお医者さま、看護師さん、本当にありがとう。
私は本当に恵まれていると思います。
追伸
生まれて初めて私の髪を切らされてしまった夫。がんばってくれて、ありがとう!