インビザライン ワンランクアップ3時間講義開催
今年度インビザラインを飛躍させることを希望されているクリニックで、出張セミナーを行いました。
こちらのクリニックは、インビザラインを導入されて約1年、この1年クリンチェックのサポートをしつつ、順調に症例を積み重ねてきました。
ドクターとスタッフの診療体制がもうワンランクアップするための取り組みとして
①ドクター、スタッフ間のインビザライン知識の共通認識を持つ
②ドクター、スタッフ間の相互理解を深め、診療効率を上げる
③クリニック全体で矯正患者様以外へのアプローチを増やす
講義内容を3時間分の講義、写真やイメージ図を交えスライド170枚ご用意しました。
①ドクター、スタッフ間のインビザライン知識の共通認識を持つ
治療を進める上で、何から何までドクターの指示待ちではいけません。 また、指示されたことを単純にこなすだけでは、それは”作業”になってしまいます。 その処置を行う目的・意味は? 処置の手順を理解しているだけでなく、本来その内容をわかりやすく患者さんに伝え、理解していただくことができてはじめてインビザラインの本質が分かって治療に携われます。
インビザラインとワイヤー矯正では歯の動かし方、特徴が違います。しかしインビザライン治療はシステム化されているので覚えやすく身に付きやすいです。
それが、ドクター・スタッフが一定レベルで共通認識があると、患者さんに対する対応も安定し混乱することはありません
②ドクター、スタッフ間の相互理解を深め、診療効率を上げる
診療室では、各ポジションごとに役割分担がされています。 そのポジションを極めたプロフェッショナルであることだけでなく、その前後でかかわる工程がスムーズに行えるよう、違うセクションの役割も少し理解しておくと良いでしょう。患者さんに対しても「担当者不在でわかりません」という対応は、すこし残念に感じられますね。
アタッチメントをつける時、アポ時間はどれぐらい確保すれば良いのか? 並列は可能なのか? 忙しい受付業務を行いながら、先生に確認しに行って戻ってきたら、患者さんから「アタッチメントって痛いですか?」などと質問される・・・ 「もう!忙しいのに。 中で説明しておいてよ」と受付の声が聞こえてきそうです。 診療室内では、「無理なアポがぎゅうぎゅう、、、」と思いながら。
お互いが思いやりを持って、良いコミュニケーションをとること。そのためには基礎的なインビザラインの知識を持ち、一つ一つボトルネックになっている箇所を解決していくことを行います。
③クリニック全体で矯正患者様以外へのアプローチを増やす
矯正患者数の増患には、ドクターだけがいくら頑張っても難しいと思われます。また、患者さんも院内の雰囲気を感じ取ります。クリニックに活気があってドクターとスタッフに信頼を持て、なおかつ受付でも良い対応であれば通ってみようかなという気持ちになるでしょう。
また、一般歯科で矯正以外の治療に通われている患者さんにもアプローチすることが確実な増患への第一歩です。
すでに通院されている患者さんは「あなたのクリニックのファン」だから身近なスタッフから親身になって話せばかならず耳を傾けてくれるはずです。まったく矯正を考えていない方へも、歯周病予防からのアプローチ、他の治療の精度を上げる目的、ホワイトニングを併せてなどなど話すタイミングはみつかります。
インビザラインをマスターする道は一歩一歩確実に。
経験は必ず自信に結びつきます。
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